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メモ SVB銀行破綻 キャッシュは大切ですね

以下SVB銀行の破綻原因をメモ代わりに書きました。

SVB銀行が破綻した。
SVB銀行は、シリコンバレーを中心としたテック関連の新興企業に融資してビジネスを展開してきた。
破綻の原因は、昨年からのテック関連企業の業績悪化により融資が焦げ付いたと想像してしまいがちであるが、実は融資が焦げ付いたどころか、預金がどんどん増えていって、預金総額が3年前の3倍になった。
では、原因は何であったのか。それは、利上げによるところが大きい。
利上げによって、2つの悪条件が重なった。
1つ目は、債券価格の低下。
2つ目は、テック企業の業績悪化による多額な預金引き出し。

2022年のSVB銀行のバランスシートによると、
負債の82%が預金である。つまり、資金調達のほとんどを預金に頼っていた。
資産は43%が債券で占めている。資産の半数弱が債券で運用され、利益を得ていた。

利息が上がると債券価格は下がる。つまり、利上げは債券価格の低下を招く。
債券は満期まで持っていると、額面金額が戻ってくる。
通常は満期まで持っているので問題は発生しない。
しかし、途中換金すると額面金額が保障されない。
現在は利上げにより売却金額が額面金額を大きく下回っている。
今回は、テック企業の業績悪化により、多額の預金が引き出された。
預金引き出しはネットでできるので、ある日突然預金が大量に引き出されることもある。
預金が大量に引き出されても、資産側に現預金がほとんどないので、資金ショート(預金引き出しに対応できない)を起こし、SVB銀行は破綻した。

RRBは、SVB銀行の破綻は、例外的な事例としているが、いつ利上げと景気後退が続くと、また銀行破綻の連鎖があ凝りかねないとの専門家の見方もある。

キャッシュの備えを考えされた。
個人資産でも同じく、今はキャッシュを増やすときなのだろう。


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