2月5日新聞記事~公的年金積立金運用大幅黒字

公的年金の積立金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は2021年10~12月期の運用益が5.4兆円であることを発表した。
黒字は7四半期連続となる。
2001年から運用開始されて以来、2021.12現在で
累積収益 約107兆円
運用資産 約199兆円
と発表している。
つまり、積立原資は92兆円で20年で2倍になったことになる。
年3.79%。複利の効果は絶大だ。

数年前に国会でGPIFの運用成績がマイナスになったことを追求した国会議員がいたことを思い出した。
長期投資は、短期間を切り取って損益を検証するものではない。

GPIFは、日本国民の公的年金原資を運用している。
失敗できない運用資金だ。
それでもリスク資産へ投資をしている。
現在2倍近い運用益をたたき出している。

今後、景気の波によって運用成績がマイナスになることがあるかもしれない。今年もかなり怪しい。
しかし、長期投資は、淡々と積み立てていくだけ。
GPIFと共に老後資金を投資で増やしていく。

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