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(コロナ警))進まぬデジタル<2>「まさか、こんなに負担が大きいなんて…」~新聞記事で思うこと

職員らが追われているのは、新型コロナウイルスの自宅療養者らが民間の医療保険の給付金を受け取るために必要な「療養証明書」の発行だ。法律に定められた業務ではなく、いわば〈サービス〉の一環。作業は極めてアナログで、療養者本人からの申請を受け、コロナ診断日や療養期間を記した書面を作って郵送している。

5/18読売新聞より

職場でコロナ罹患者の保険請求の漏れがないか、職場で気を配っている。
私の担当業務の一つだ。

その裏で、保険所の職員がこんな苦労をしていることを知り、頭が下がる。
行政サービスとはいえ、普段の仕事のプラスアルファでの作業になる。
しかも膨大な作業量で、個人情報に関わることだから、失敗は許されない。単純作業ながらも緊張感の持続が必要だ。

しかし、国を挙げてデジタル化を進めているにも関わらず、超アナログな手続きに違和感を感じる。
いや、感じないといけない。

「厚労省は、4月下旬、急きょ、感染者のスマホやパソコンの画面上に「療養証明書」を表示させる仕組みを作った。」と記事には書いていてある。

対応が遅すぎないか。
早くから広報を行い、取り組みをしておけば、現場の保険所職員の負担もなかったし、申請者である国民もスムーズに手続きを進めることができたはずだ。

行政サービスとは、利用者が快適に負担なく利用できるようなシステムでないといけない。

行政側だけでなく、国民のITに関するリテラシー向上も必要だ。

保険所職員の功労とデジタル化の遅れを感じた記事で合った。

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