電車を乗る直前に、花束を落とした。(今後二度と出会わないであろうシーン) おじさんが、「落としたよぉ!!」と、締まりかけるドアの隙間からお花をパスしてくれた。 わたし「わあー!ありがとうございます!」 わたしはその幸せな瞬間に引きずられながら、はにかんで席に着く。 そして、電車が出発したあとのおじさんのことを想像する。 ちょっと恥ずかしがっているかもしれない。 自分が乗らない電車に乗るひとに、落とし物を必死に渡してくれるなんて。素敵な人だ。 (また、そこが花って
電車の席に座るとき、お辞儀をする。 私は、お辞儀をしてから、座る。 すかすかの車両でない限り、 横に人が座っているときは必ずする。 乗車時の評価制度 電車という乗り物に、幾度となく身体を委ね、いいこともつらいことも、たくさんの思い出を運んでもらってきた。 毎日、人が集合する場所だからこそ、社会的な問題に発展するトラブルが多々ある。 日常のイヤなことベスト3を道端でインタビューすれば、電車にまつわるエピソードがきっと入ってくる。 ・満員電車のストレス ・電車に乗ると
"元カレ" "元カノ" 誰が作った言葉か知らないが、つくづく軽率な言葉であるし、品がないと思う。 学生時代の盲目な恋、 社会人になって珍しく夢中になった大人の恋。 過去にお付き合いしていた人は何人かいて、女性の脳は嫌なことを消すことができるというのは本当なのか、 最悪だったことも思い返すと塗り替えられていて、おもしろ化させた思い出が色々ある。 無理やり化したものもあるが。 実は、恋人がいたときの私は、相手が過去に付き合っていた人や仲のいい異性のことを、心の中でこっそ
結ぶ、婚。 「結婚」という言葉について、電子レンジの前とかトイレの中とかシャワー中に考えることがある。 そもそも、人はなぜ結婚をしたいのか。 まずは辞書を引いてみる。結ぶ、婚(くながい)。 OK,Google、くながいってなに? ・・・・・ 少々お待ちください 〜〜「くなぐこと、性交、交合です。」 おっ、ほっ、へー、大胆。意外と大胆(笑) 他のサイトでは、昔は結婚式が日暮に行われていたとか女性の象形だとかなんやら難しかったから、 Googleの説明のほうがス
春は、花粉 夏は、焼肉屋のランチビール 秋は、ベランダで飲むビール 冬は、おでん ふと思ったどうでも良いことが頭の中をめぐって、たまに文章を書いては下書きに残してきた。 衝動的に書くのはいいが、情報として送り出すのは、書き直したり、辞書を引くのが面倒くさい。 私はいつだってベッドの上で犬の動画を見ていたい。 私が聖地とするそのベッドがある一人暮らしの小さな家は、綺麗で、自由で、 さみしい。 実家に帰れば、どこで買ったのかわからない棚とかクッションとか貰い物のタオルや