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納年の報せ

聞いてないな。
2023年の終わり、
こんなにメロメロにさせられるなんて。

終わりよければすべてよしという日本語がわたしはあまり好きじゃない。
確かに終わりよければすべてよしなのは正論だと思うし、終わりよければすべてよしだとも思うけど、
じゃあその「終わり」を迎えるまでの過程や努力はどうなるんだって思う。
「終わり」が良かったということは、その過程が前途多難、紆余曲折だったとしても「結果的に良かった」ということ、つまり終わりだけが良かったのではなくて、過程も含めて「良かった」ということなので、そのハチャメチャな過程まで評価されてしまう感じが納得いかないんだと思う。

2023年は、正直しんどい1年だった。
なんか2020年を超えてから毎年しんどい。それが大人になって責任を負うようになったからだと言われてしまえば、この話も「終わり」なのだけど、何せわたしはまだお子様なので、訳も分からずしんどいなと毎年思っていた。
2023年は、もう二度と戻りたくない1年だった。
サマパラもキンプリバックも楽しかった。でも二度と戻りたいとは思わない。それだけ実生活がくるしかった。

サマパラが無かったら、もっとしんどかったろうし、
キンプリバックがあったから、持ち堪えたみたいなところはある。

だけど、今、このタイミングで、矢花くんが最高で最良で最適解なソロインスタを更新してしまったから、
「終わりよければすべてよし」と言わざるを得ない状況に陥ってしまった。

こんなにハチャメチャな1年を来年もやりますか?と聞かれたらわたしはリタイアを選択する。それくらい、つらくて、くるしくて、かなしくて、やるせなくて、真っ黒な感情ずぶずぶな1年だったのに、
矢花くんとの思い出は、どれもたのしくて、うれしくて、おもしろくて、いとおしくて、泣きたくなるくらい大切だって、どうしても矢花くんのことを想ってしまうから。

結局のところ、
終わりよければすべてよし
になるわけです。

共に成人を迎えたあれから3年、来年は共に年男年女を迎えるらしいよ。
矢花くんがいてくれたので、わたしは今年も生き延びることが出来たみたいです。
今年もありがとう。

来年ももっとメロメロにさせてね。

終わり。

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