2024年4月12日
久々にブログを書く気になったので、先月の札幌レコーディングのこと、それから自分のバンドのことを記しておきたいなと思う。
仕事とはいえ、3月のレコーディングは関わるアーティストや札幌という地に対する思い入れと、そして北海道在住時代に多くの作品を制作したスタジオで作業させてもらえるという環境や幸運にも恵まれて、とてもたのしみだったし、実際幸せな時間を過ごさせてもらった。
あのスタジオには、天国にいった植松さんの息吹が今も残っていて、かつて笑いながら一緒に煙草を吸った換気扇の下に立つと、たくさんの音や記憶が、小さな窓から差す夕暮れの光に溶け込んで押し寄せてくる。
音楽という芸術は不思議なもので、創り続けるうちに会いたくなった人にまた会わせてくれたり、いきたい街まで連れていってくれたりする。
A&Rの宮西さん、エンジニアの鶴さん、林くん、遊びにきてくれたSSEのじゅんちゃん、しげさん、映像作家の秋田くん、ゆっきー、三浦さん、大介さん、かね、ふみあき、ありがとうございました。
会いたかったけど今回は会えなかった人、たくさん思い浮かぶけど、またいつか。
そして自分のバンドのことを少し。
僕のインスタを見てくれてる人は、なんとなく気づいたかもしれないけど、昨年夏の東京リハを最後に、かねはバンドに合流できてない。
かね自身にも、もちろん僕やシンジにも、どうすることもできない事情があって、一緒に演奏するのは、少なくとも今すぐには難しいというのが現実だ。
なので、僕らはスリーピースで活動を進めていこうと思ってる。
なにがあっても、バンドの歩みを止めるのは、かねが最も望まない道だからね。
戻ってこれても、これなくても、朔のリードギタリストはかねなので、かね以外のギタリストを入れることはない。
朔は死守する、それが僕とシンジの思いです。
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