暑さ寒さを快適にする 機能性インナー 快適に過ごせたらうれしいし 「みんな」が着ているっぽいし 買い揃えていました(過去形) でも、いつの頃からか 違和感を感じて、手放しています 自分なりに思い至った違和感の正体 それは… 「快適すぎるから」 という、贅沢すぎる理由でした おそらく もともと肌がそんなに強い方ではなく 皮膚科のお世話にもなっていました 曲がるところはいつもかゆくて 皮膚の色も変色… (アトピーさんあるある⁈) そして、、、 何を使っても化
みなさまご存じ ココ・シャネル ご本人と その後のブランドイメージとの間には きっと 少なくないちがいがあるのだろうな と、接し得る情報の端々から 感じたりはするのですが… 当時の作品を はじめて間近で目にしたときは ただただ圧倒された記憶 7年ぶり 再び目にしてみると… パターンの展開も 縫製の選択も その思考回路わかるわかる! と、おこがましくも 納得感を得ている自分 おこがましついでに… 仙台ちゃ豆を… つまみに… 一緒に… お酒を… 飲んで
カジュアルなデザインを フォーマルな生地で♪ TPOの解釈にも 多様性が浸透… もしかしたら その概念すら 消失しつつある部分も あるのかもしれないけれど 個性をぶつけ合うことなく その時、その場所、その場面に "なんかいい" 空気感をたたえられたなら ちょっといい♪ (2023.12.26のInstagramより)
段取りにこんがらがると ついつい "きぃーっっっ" と、なってしまったりもするけれど 相対するジレンマも 悩ましい… 生産工学には 4Mと呼ばれる管理軸があります Man (人) Machine (機械) Method (方法) Material (材料) 工場なんかの生産工程では ものづくりの指標になることも あると思いますが 手工業である洋裁にとっても 特に、縫い手であるMan (人) の変更は 大きなインパクトだと思っていて 熟練度だけでなく その
ミシンでお絵描き♪ デニムなんかの おしりポケットのステッチは 強度を高めるために 施されていたそうです もともと作業着だったことを考えれば ごくごく自然な流れで 決められた仕様なのだろうけれど 作業着ではなくなった今も ブランドの象徴的デザインとして 残り続けていることを知ったら はじめに作った人は 相当、たまげるだろうな… ということで(どういうことで?) 強度を必要としない類の ポケットにもついつい… (2023.8.19のInstagramより)
シンプルな装い ヒトクセのスパイス * とんがりブラウス * 2017年の製作です 抜き襟のセーターをヒントに製図しました ニットとは違い 伸縮性のない生地で仕立てると フードのようにも ハイネックのようにも ショールカラーのようにも 着こなせるヒトクセポイントに♪ ひたすら絵を描いたような疲労感と 数学過去問をひたすら解いた日のような疲労感 2種類ミックスの疲労に サビついた脳みそはパンパン なのに不思議と身体は軽くて うきうき気分で帰路についた 洋裁はじめまし
装うたのしみは 暮らしに彩りをそえてくれる と、思うから 洋服にも 敬意を表したい♪ それは、別に 美ボディにならなくちゃ… トレンド追わなくちゃ… 環境にいいことしなくちゃ… てな、ことではなくて ただただ 姿勢を正せばよいのでは… と、思うこの頃です 姿勢が変われば 使う筋肉が変わる 使う筋肉が変われば 身体が変わる 身体が変われば こころもち も変わる それは、佇まいだけでなく 健康寿命にも寄与してくれるはず そうして生まれる 装うたのしみをより
必要なときに ベストなデザインや仕様を お届けするための 欠かせない時間 なんて、ちょっとカッコつけて 言ってみる… 思考の整理だったり 気分転換だったり ただただ楽しいお絵描きタイム♪ 日夜変化をとげる 文明の力とも うまいこと共存しつつ 人間の"なんかいい" が、実は最強だったりすることも 忘れないでいられるって ちょっと、いい♪ (2023.3.25のInstagramより)
生地を裁断するたびに成長するはんぱ布の山… 形も大きさも様々な残布から生まれる顔♪ みんなちがってみんないい (2020.3.22のInstagramより)
積極的に揃えたいアイテムではないけれど 想いや礼節を表す大切な装い 仕立てたのは もう、10年以上も前 少し背伸びして考えた チューリップモチーフのデザインも いつのまにか、卒業の気配 なにより、ジャケットのボタンが… (続きは、ご想像にお任せします) お直しすることをも見越して 縫い代を多めに裁断していると 幅出しをしたり デザインをマイナーチェンジしたり 着続ける選択肢が生まれます でも、 思い入れあるパターンとデザイン これはこれとして そのまま残しておく
いわゆる「ブランド物」 には、ほとんど興味がなくて デザイナーの系譜なんかにも とんと、無知 オタク気質の向かう先は、もっぱら パターンや縫製、身体の構造… そんななか 昨年から今年にかけては ブランド毎の嗜好や デザイナーの思考なんかに 今までにないくらい 目が向いています 人となりを重ねてみると (あくまで想像だけど…) コレクションに登場するような クールないでたちにも 実に豊かな人間味が溢れている…! (2023.4.6のInstagramより)
まつりだ わっしょいっ! はっぴみたいな 夏のはおりシャツ 直線的なシルエットに ガーリー要素もぬかりなく♪ そもそも 一般庶民に法被(はっぴ)が広まったのは 江戸時代、羽織(はおり)禁止令(奢侈禁止令)が 出されたから、だとか… 表地は質素でも 裏地には凝って贅を尽くす 「裏勝り」の流行も 奢侈禁止令が発端といわれている 粋な美意識 どんな状況下でも 装いを楽しむ 江戸っ子の心意気、恐るべし♪ 不況、異常気象、震災、コロナ禍… を、生きる我々の日常も 長い
昔ながらの洋裁って古くさい って、思ってました なんか、ダサいなぁ、って でもそれは とてつもなく浅はかであった… と、ほどなく思い知るのです ほんのわずかな差でも 見映えやら、着心地やら、なにやら、 ぐんっ、と変わったりします これって、一概に たくさん作ったから 技術が向上したから 実現できるわけでもないのだな… 洋裁沼は 想像以上に、深い そして 想像以上に、美しい♪ (2023.4.10のInstagramより)
デザインがすてき、とか 縫製が美しい、とか とは、また別次元のお話 服づくりをする人あるあるなのか 頭がおかしいのかはさておき… 服には2種類あるな と、感じたエピソード♪ ・無口な服 ・おしゃべりな服 なんとなく察してはいたけれど ふっと、自覚したきっかけは 偶然にも 第二次世界大戦中、実際に着られていた服を 目にする機会があったから 和装から洋装に移り変わる過渡期 昨今よく目にする服地よりはるかに上質な素材 物資の少ない時代を思わせるつぎはぎ ただただ消
技術から派生するデザイン デザインを形にするパターン パターンを表現する素材 素材が活かされる服 服が彩る暮らし 暮らしからまた、進化する技術 地味な作業に裏打ちされた 華やかな装い 一連の工程はつながっていて 好悪はないけれど 深掘りたいポイントが ランダムに現れます そんなとき それ以外の工程は すっとばしたくなったりもするけれど 掘れば掘るほど つながりが深まる不思議♪ (2022.5.28のInstagramより)