1日30分の読書が変えた私の人生
読書を習慣にしようと思ったのは、今からちょうど1年前のことです。最初はただ「なんとなく読んだほうがいいかも?」という漠然とした理由から始めました。しかし、今振り返ると、あのときの一歩が私の考え方や行動に、大きな変化をもたらしたのだと実感しています。
「読書しなきゃ」と思っていた日々
私はもともと本を読むのが好きでしたが、仕事や生活が忙しくなると、どうしても時間が取れず、読書の習慣は途切れがちでした。それでも、周りの人たちが「毎日読書している」とか「最近読んだ本が面白かった」と話しているのを聞いて、自分ももう少し本を読んだほうがいいのでは?と思い始めました。
とはいえ、毎日1時間、2時間も取れないし、正直「時間がない」という言い訳をしていました。でも、ある日ふと思いついたんです。「30分だけなら、毎日取れるかもしれない」と。
小さな変化が生んだ大きな効果
30分というのは、実際にはそんなに長い時間ではありません。通勤電車の中でも、寝る前でも、家事の合間でも、何とか30分は確保できる時間です。これを1日30分、毎日続けてみようと決心しました。
最初は、正直言って「これで本当に変わるのか?」と半信半疑でした。しかし、続けていくうちに、少しずつ変化を感じるようになりました。
1. 思考の幅が広がった
本を読むことで、まず感じたのは「視点が広がった」ということです。今まで自分が見ていた世界が、ほんの少し違う角度から見ることができるようになりました。例えば、ビジネス書を読んで、仕事の効率をどう上げるかについての考え方や、考えを整理するためのフレームワークを学びました。それまで何となくやっていたことに対して、意識的に「どうすればもっとよくなるか?」と考えるようになったのです。
2. 焦りが減った
また、自己啓発書や哲学書を読んでいると、今まで抱えていた焦りや不安が少しずつ和らぎました。「ああ、みんなそれぞれのペースで生きているんだな」「完璧を求めすぎなくてもいいんだな」と思えるようになり、心が少し軽くなった気がします。読書を通じて、心の整理ができるようになったという実感です。
3. 新しい挑戦へのモチベーション
読書を続けていく中で、新たな挑戦を始める勇気ももらいました。例えば、以前からやってみたかったブログを書くことや、イラストを描くことなど。最初は「こんなことしても意味がないかもしれない」と思っていたのですが、読書で得た知識や考え方を活かして行動に移せるようになりました。
どうやって習慣化したのか?
最も重要だったのは、「毎日30分」という小さな時間を守ることでした。最初は毎日30分って意外と長いように感じるかもしれませんが、逆に「絶対に30分」というルールを作ることで、逆に続けやすくなったんです。
最初は、「今日は忙しいからやめておこう」と思ったこともありましたが、そのたびに「今日だけは」と決めて本を開きました。忙しい日でも、1ページでもいいから読んでみる。最初は、ほんの数ページしか読めない日もありましたが、それでも「やった!」という達成感が得られ、次の日も続けようと思えました。
これからも続けていくために
読書を習慣にしたことで、確かに人生が少し変わったと感じています。もちろん、まだまだ自分の課題や悩みもありますが、読書を通じて得た知識や考え方が、自分を支えてくれていることは間違いありません。
これからも、1日30分を続けていきたいと思います。そして、その中で得られた知識や体験を、ブログやSNSなどでシェアしていきたいと思います。もし、読書を習慣にしようか悩んでいる方がいれば、ぜひ「30分だけ」と思って一歩踏み出してみてください。最初の一歩が、きっと次の一歩を生み出すはずです。