お宿のスズメノナミダ(飯田雪之介)

非可燃性

お宿のスズメノナミダ(飯田雪之介)

非可燃性

最近の記事

歯は大事ですから!私みたいに毎日キシリトールガムを噛めば虫歯は出来ませんよ!はい!小さな虫歯は出来てます!

なんでもないようなことが幸せだったと思う前から、私は眠りが浅い。酷い時は10分置きくらいに目が覚める。雪山やゾンビ化した世界などパニック映画のような世界の中では結構役に立つだろう。そして、最近同じような夢ばかりを見る。 そこでは、土砂降りの中森林に囲まれた山道みたいなフロントガラスに枝や葉っぱが当たるようなグチャグチャな風景を車で走っている。誰か乗っていたときもあるし、誰も乗っていないときもあるが、その道の先に信号機があるのだけはいつも一緒だ。そして、その信号機に被さるように

    • 不安な気持ちで教室を覗く拝啓十五の君はシャイニングのジャックニコルソン

      何度100円玉を入れても戻ってきてしまう。 新札ならわかるけど思い返せば小銭が認識されないことも良くあった気がする。 悪意を持ったSiriに「(確実に聞こえてるのに)すみません。よく聞き取れませんでした」と言われ続けてるような、自動ドアが「お前の影は不明瞭だ」と反応してくれないかのような、腹が立ってきた。体温がある人間を舐めるなよ。 最寄りの古めの自動販売機と不毛な格闘をして日付が変わった。 金宮を炭酸水で割りたかっただけなのに。 メキシコの独立記念日と同じ日に産まれた私は、

      • 集客が辞めた人系強いスズメさん

        PM4:44 言うまいと思っていたが、暑い。 ドアを開けた瞬間、その野暮な言葉を吐き出した。 SASUKEの1stステージの丸太を一歩目で踏み外すように。 まぁいい。だってなんかもう、凶々しいもん。 先日、雷で遅延している埼京線の満員電車で隣がデニスロッドマンの2Pカラーみたいなサンアントニオ時代の緑頭の人にずっと舌打ちされたときの、あの凶々しさと心地悪さと人恋しさ。 夜勤明けの気怠い目覚め。 ネタ合わせをしたらまた直ぐ夜勤。 「皆が不思議がる部分を、自分の人生から消去してい

        • おやつを食べれなかったら一貫の終わり!

          初夏。 しょか。 ショッカー。 ヒーローの変身を待ってあげてるのと同じで上履きを隠してるやつを待ってあげる「隠すなら間に合わせろ」という気持ちをグッと堪える。『いじめられっ子の暗黙の了解』というスタンダップコメディのネタを提出しては添削されていたあの頃を思い出す。 昼過ぎ。青梅街道。バイクで走行中。 もののけ姫の冒頭に出てくるタタリ神になったナゴの守みたいな黒い物体の集合体がものすごいスピードで走っていくのを発見した。 どうやらそれは人間のもつ負の感情の百鬼夜行みたいなやつ

          お薬の時間ですかぁ?

          高温多湿。 嫌な四字熟語だ。 会話に無理矢理入ってきてうざがられる方(HユーN田)と会話に一切入らないで気味悪がられる方(SノN)のコンビ(O宿)くらい嫌な四字熟語だ。 そもそも梅雨入りをしていないらしい。 ウネ…ウネ…と私の身体のどこの部位よりも梅雨に敏感かつ湿気に負け続けてるこの忌まわしい天パを駆使しながら言わせて貰うが、 昨日記録した32℃も含めこの梅雨入りの遅さは、 「(本当に)宿題はやったけど家に忘れてきました」 という珍しいタイプの小学生みたいなことなのかもしれな

          贅沢を知っている私はチャリンコを漕ぐ

          春。 季節の変わり目は変質者が増えると言うが、春夏秋冬ブレることなくで右側に「三島由紀夫ー!」と毎回叫ぶ22世紀の変質者と同じ時間を過ごすと季節は感じられない。季節だけでなく右耳の聴力も感じられなくなってきたかも。しかし、耳鼻科へ行くことへの抵抗は、花粉症を感じないほどの慢性鼻炎を治すために行った鼻粘膜焼却手術の効果が特になくて今も鼻詰まりが続いていることだ。それで思い出したが、歯が痛くて「これは虫歯だな」と思って歯医者に行ったら「歯磨きの力が強過ぎて歯が脆くなって知覚過敏で

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          バッハの旋律を夜に聴くより横須賀歌麻呂さんの膣痙攣のネタを朝に思い出す

          幼少期に見ていた世にも奇妙な物語の『迷路』という軽くトラウマになった作品と1番好きな映画『ターミネーター2』には、大尊敬している横須賀歌麻呂さんが詰まっている気がする。 『迷路』のざっくりとしたあらすじは、 閉鎖されたテーマパークに存在する巨大迷路の取材のために男女三人が訪れる。 三人は、迷わないように入り口から糸を引きながら中心部に進んで行くが、気付くとその糸は千切れコンパスも効かなくなり、上から様子を覗くとその『迷路』自体が成長していることにも気付く。 さらには、その求

          バッハの旋律を夜に聴くより横須賀歌麻呂さんの膣痙攣のネタを朝に思い出す

          1枚高いのより8枚安いの着込みますから!

          【こ、この男…底が知れん…!】 山王戦で流川が覚醒したときと陵南戦で仙道が追い詰めてくるときにゴリが発した台詞。私の人生のピークがミニバスだったのを抜きにしても最近これが頭に浮かんでくる。 先日12/16『ザ・細か過ぎて伝わらないモノマネ』の放送で無事に「〜三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実より〜東大生の質問に気分良く答え最後に儚げで美しい笑顔を見せる三島由紀夫」がオンエアされたその前日に財布を紛失し、カード諸々を停止して再発行した次の日に警察の方から届きましたよ〜と連

          1枚高いのより8枚安いの着込みますから!

          フィレオフィッシュが100円だった頃5個食べちゃいましたよ〜〜

          「100にしますか?」 「50にしときましょ?」 多分、電流の強さの話をしている。 2年前の冬。不整脈を起こし病院のベッドで横たわる間抜けな私はお医者さん達の会話に震えていた。 身体は至って健康なのに「このカレーパン、カレーまで遠いな」みたいなことが積み重なっていたからかもしれない。 「ドックッンッッ!!」 という内部に響く衝撃の電気ショック療法を2回受けた。 既に、手足四箇所をロープで縛りそれぞれ各箇所別方向へ馬に引っ張っられて引きちぎられたかのような感覚だった。 薄

          フィレオフィッシュが100円だった頃5個食べちゃいましたよ〜〜

          他愛のない話をしましょう〜〜

          春巻きを一つだけ載せた配膳ロボの猫ちゃんが、私達のテーブルに向かって健気に運んでいるのを、隣の家族連れの人達が笑っている。 微笑ましいなじゃないんだよ。 あと何回この感じを味わうだろう。良い大人がファミレスでドリンクバーと一品で居座っていい時間をとうに超えていた。羞恥心なんてものはない。同時に人としての誉もない。というか、物理的に周りの酸素もなくなってきた気がする。息苦しい。 「お笑い辞めないですよね!?」 え?急になんだ? ああ、今の私はそんな顔と空気を出してしまって

          他愛のない話をしましょう〜〜