「月例経済報告」と景気後退判断
月例経済報告は内閣府の政策分析官が,様々な指標から「日本の景気の景気の現状」を判断したものです.閣僚会議で報告され,経済政策の指針となることが期待されています.月例経済報告の内容をもっとも短く示すのが報告書冒頭の「判断文」というところ.1月23日に発表された1月の月例経済報告では,
-景気は、輸出が引き続き弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復している。-
とのこと.ほんとかよ!?という疑問はさておき,「経済情報の収集」という点では月例経済報告の大事な部分は判断文じゃないです.だって政府公式の景気判断で経済が動くわけじゃないですから.
ここから先は
1,718字
/
2画像
この記事のみ
¥
330
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
サポートに限らずリアクションは執筆の励みになります.今後もコンテンツ充実に努めてまいります.