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【メンバー】ノーベル経済学賞にかこつけた話
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(両者はほぼ同じもので,月2回の生配信と時々ゲスト対談や動画のupがあります)
2024年アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン中央銀行賞はMITのダロン・アセモグル,サイモン・ジョンソン,シカゴ大学のジェームズ・ロビンソンの3人となりました.今次の授賞理由「制度がどのように形成され、国家の繁栄に影響を与えるかの研究」については少なからぬ議論があります(→例えばココやここ).
この研究はどこまで実証的に確かなものなのか,議論が続いています.その一方で,非常に魅力的なことも確かでして...実は拙著『日本史に学ぶマネーの論理』での鎌倉期と室町期の違い,江戸期の成長のストーリーを考える際に大いにヒントになりました(ただし私は包括性ではなく分権性に注目しています).
経済成長はどこから来るの?
ーー生産設備?
ーー人的資本?
ーー働く場所?
いや?これらはすべて経済成長の結果なんではないだろうか? 2024年ノーベル経済学賞によせて制度と経済成長についてお話しします.
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