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【飯田線各駅訪問】89 伊那松島駅
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洒落た駅舎をもつ箕輪町の中心駅
2面2線の構内に多数の側線や車両基地をもつ伊那松島駅。上伊那地方でも有数の街・箕輪町の中心部にあり、利用者も多い。とんがり屋根をもつ駅舎には業務員さんが駐在しており、当駅止まりの列車が運行されていたり当駅で乗組員の交代が行われたりと運行上の一大拠点だと言えよう。
飯田市から長野市へ行く際に私は飯田線を利用して、この駅を観察することができた。朝早い時間帯であったため利用者を見ることもなく、残念ながら当駅の“日常”を感じることはできなかった。しかしそのおかげで駅の設備自体は少々見ることができたと思う。当駅で車掌さんが乗ったので停車時間は長めだった。
列車が発車すると、右手側に多くの線路が見える。伊那松島運輸区基地だ。飯田線の車両は一部がこの基地所属となっている。かつては“旧型国電”の宝庫として鉄道ファンが集まったこの地も、現在では真新しい313系が並んでいるといった状況だ。
このような魅力溢れる駅を、列車内からの観察で済ましてしまうのはもはや「失礼」の域である。今度は駅の日常が見られる時間帯に、ちゃんと訪問しようと思う。
※近く訪問する予定です。達成次第、記事を更新いたします。
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再訪日記
ここは長野県上伊那郡箕輪町の中心駅にあたる、伊那松島という駅だ。駅の所在する箕輪町は長野県の「町」では最も人口が多く、県内の市・飯山市や観光地として有名な軽井沢町、飯田線の終点・辰野町よりも多いというのは意外である。駅前にはロータリーがあり、町の玄関という役割を果たしている。
また、飯田線でも当駅を始発・終着とする列車が運行されるなど、重要な運行拠点となっている。そして何と言っても、この駅には「伊那松島運輸区」が隣接している。飯田線のきっぷを買うとその端に「伊那松島運輸区」と書かれているが、まさにここのことだ。
そうした線路設備の関係なのか否かは知れぬが、この駅では午前中になぜか一回だけ、上り列車と下り列車のホームが逆になって列車交換するダイヤがある。列車交換駅では基本、互いに向かって左側の線路へ入線する。しかしこのときだけは、なぜか互いに向かって右側の線路に入線する。利用者がホームを間違えないように、駅の列車時刻表にも注意書きがなされていた。
さて、今回の「上伊那北部駅訪問旅」において、この伊那松島駅へは隣の木ノ下駅から下り列車でやってきた。駅に到着すると、程なくして対向の313系がやってきた。駅に隣接する伊那松島運輸区には別の213系が停泊しているのが見える。
駅舎はとんがり屋根をもった洒落たものだ。しかも、ステンドグラスも使われている…!この近辺は特別に観光地だとかそういうわけでもないのだが、駅舎は美しくて見応えのあるデザインだ。
それを撮影しようとしたのだが しかし、駅の目の前にずっとバスが止まっていて動かない。そのうち退くだろうと思って駅舎内で待っていたのだが…一向に出発していかないではないか! 次は隣の沢駅まで歩かないといけないんだ、早く退いてくれ!なんて私が切に思ったところでバスが居なくなる訳もない。
結局のところ漸くバスが退いたときには、既に駅の滞在予定時間は過ぎてしまっていた。急いで駅舎の撮影をすると、今度は駅の裏手の「伊那松島運輸区」の入り口側へ。敷地内に入ることはできなかったが、入り口の門は確認できた。
さぁまずいぞ、もう時間がない! 隣の沢駅へ向けて、線路沿いの道を歩いていくのだが…行き止まり。なんてことを…ひたすら急ぐに急いだ結果、沢駅には列車発車の十数分ほど前に到着できた。しかしそんな栄えている街の中心部をダッシュしている高校生なんて、格好がつかないだろうな、なんて思ったりもしたのだった。
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