僕の畑に来るネコ165『自立』
チャッコ、おはよう♪
チャッコ「おじちゃん、おはようございます♪にゃあ♪」
チャッコ「今日は軽トラじゃないのですか？」僕「そう、軽トラは、貸し出し中なのよ」
チャッコ「へえ〜、そういう事もするんだね♪おじちゃん。」僕「そうだよ。軽トラは、とっても作業系に特化した機能美をしているから人気なんだ。」
チャッコ「へえ〜、それを貸出しするっていう、おじちゃんも、スゴイね♪」僕「ま、僕らの仲間で、必要な物はシェアリング（共同共有）するって考えだよ。」
僕「先ずは、自分の住んでいる地域で、人、金、物、手の届く範囲の人同士で、回し合う。日本には昔から循環型社会があったんだ。SDGsなんて外国から押し付けの横文字にしなくても、そもそも日本にあるんだ。」
キッキー君「おじちゃん、勉強してるね！」僕「こんなのは勉強しなくても、日本人には自然に備わっている感覚だよー」
チャッコ「へえ〜、でも、なんで今は横文字に押されているの？」
僕「良い質問だね♪ それはね、日本は大東亜戦争で横文字に負けて、未だに占領されているからだよ」チャッコ「え？！日本は独立国じゃないの？」
僕「そう、今の日本には自主権はないんだ。まだ独立国じゃないんだ。民主主義のテイをとって国会はあるけど、実は、日本国憲法の上に、日米合同委員会という横文字の支配する委員会に支配されているんだ。悔しいけど。」
僕「それが現実なんだ。現実からいつまでも目をそらしているから、何も決められず、横文字に搾取されて行く方向に進んでんだ。」
キッキー君「じゃ、おじちゃんの今やっている事は、凄く大切な事だね！」僕「キッキー君には分かるのか？これが分かってる人は少ないんだよ。君はスーパーキャットだね！」」
キッキー君「おじちゃん！横文字は使わないでよ！」チャッコ「そうそう、日本人なら日本語を使おうよ」僕「超優良猫！」
キーちゃん「そうね、そうだわ♪母国語を大切にしなきゃだわ♪」
朝陽。日の本の国。
黄砂の影響で、太陽の輪郭がハッキリ見える。
貯めておいた炭で火を起こし、お湯を沸かして珈琲を飲むとするか。
クロちゃん（父ネコ）登場！キッキー君は大喜び。でもクロは不機嫌。
クロ「お前たち、早く独立しろ」キッキー君「日本もだね」
蕪の種を蒔く。
食料を育てる。
皆んなで分かち合う。
多い分は周りに配ったり、直売所で売り、お金に換える。
自給自足の練習と、経済の勉強。
食料もエネルギーも防衛も医療も金融も、自給率の低い日本は、国のテイをなしていない。教育も乗っ取られている。農業は衰退させられている。
そんな国が、独立国ではないのは、明白の事実である。国のテイをなしていないよね。
キッキー君「今日は随分難しい回になったね」チャッコ「ある意味、神回だね！」
チャッコ「こういう事を言う人がもっと増えて欲しいよね！」チャッコ「そうなんだよ。だから、ここのバカだ大学があるんだね！意味が分かったよ！」
チャッコ「雑草を食べても生きて行くぞ！草、もぐもぐもぐ。ネコも葉っぱを食べるんだ！」僕「日本人は、チャッコを見習わなくちゃ！だな。」