野川、仙川、入間川の治水対策について
お疲れ様です。
いいだ健一です。
2024年8月7日、野川・仙川に2度目の氾濫危険情報が出ました。
22時を過ぎた頃から雷が鳴り始め、一気にバケツをひっくり返したような雨が降ってきました。
その後、直ちにライブカメラによる定点観測や情報収集や連携をしていましたが、野川と仙川は氾濫危険水位を超え、東京都と気象庁は、午前0時10分に氾濫危険情報を出して警戒を呼びかけました。
その後、野川と仙川は氾濫のおそれがなくなったとして、東京都と気象庁は午前2時55分に氾濫注意情報を解除しました。
遡ること、7月31日18:35にも、野川・仙川氾濫危険情報が東京都と気象庁から発表され、その後解除されました。
こんな数日のうちに2回も危険情報がでるというのは、これまでありませんでした。
いずれに関しても、我々公明党はしっかり連携を取り合って、現場を注視しており、これまでにも手を打ってまいりました。
具体的には、平野みつる調布市議会議員にブログに以下のようにあります。
また、狛江市でも、狛江市議と中島よしお都議会議員が連携して、治水対策を大きく進めてきました。
2020 年には洪水に対して能力が不足している箇所について、現在の河川環境に配慮しながら野川の河床掘削、整備工事が実施されることとなりました。
工事は 2 回に分けて行われ、
1 回目は、2020 年 2 月から 8 月末に、谷戸橋下流から小足立橋下流(約 440m)における区間においての河床整備工事が実施。
2 回目は、2021 年 11 月から 2022 年 6 月に、小足立橋下流から野川大橋(約 360m)における区間、および谷戸橋下流の 1 箇所においての河床整備工事が実施されました。
工事は、川底を 20~30 ㎝深くすることで川の流量を大きくし、洪水時の水位を低下させることで、氾濫を起きにくくしました。
また、これまでの川の増水などで削られたのり面も補強。
これにより、1 時間当たり 50mmの大雨に対応できるようになりました。
また、野川大沢調節池を約 3m掘り下げることで、貯留量が 6・8 万㌧拡大。
都の担当者は「台風 19 号の勢力を超える 1 時間当たり 65mmの大雨にも対応できるようになる」と説明しています。
このように、調布市議会、都議会、そして国が連携をして、着実に調布市、狛江市の治水対策を進めてきました。
引き続き、今回のような大雨にも対応できる、暮らしの安全安心を進めてまいります。