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頬の稜線に愛を込めて

息子の言葉が爆発的に増えてきた。

ママ=わたし
マンマ=ご飯
アッタ=かくれんぼ
アッチ=あっち
ババーイ=ばいばい
ババ=バナナ

こんな感じだったのが、急に色々話し始めた。

わたし以外の家族も、パパ、ネエネと呼ぶようになり、家族メロメロ。
寝室に入る前には、チューっと言って投げキッス。やっぱりメロメロ。

オムツが汚れれば、チッチとかンチとか言って、大小の別まで伝える。
痛い、熱いなども伝えられるようになった。
(ご飯を頬張ろうとしてチチ!と言いながらフーフーしている)

まだ赤ちゃん言葉なので、親や保育園の先生方などごく近い大人しか理解できない。
けれど、自分の意思を伝えようと試行錯誤してがんばっている。
小さな頭の中で、どんどん神経が発達していくのを感じる。

1歳8ヶ月。
まだ幼児には見えないけれど、赤ちゃんっぽさは減ってきた。

昼寝する息子の、むぎゅっと潰れた頬に見惚れる。
もう家で昼寝をしなくなった娘の滑らかな頬とは違う、まんまるさ。
赤ちゃんも幼児も、どちらも過不足なく美しい。


「寝ている子どもはかわいい」
なんて言うけれど、そうでもない。
「は」かわいいじゃなくて、「も」かわいい。
かわいさの形が違う。

子どもの寝顔を見ると、平和な気分になる。
それは間違いないと思う。

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