休む①仕事②|松浦みる【私じゃない誰かが考えてくれたら楽なこと】
なほこのnoteの
「駄菓子菓子」
それ何!?
「駄菓子菓子けれどもね」
お気に入り!楽しい!!
先週の火曜から、会社の冷房がついた。エアコンは私の机の真上にある。
あまりにも風直撃な位置で、あまりにもだから、上司が気にかけてくれる。羽を1番上に向けて、少し複雑な間取りの部屋だからできるだけ左にも向けて、私の席は、ただの1番涼しい席になった。
黒いカーディガンを肩から羽織って、
お昼にホットのカフェラテ買って、OL。
寒くない。
でも、こんなに冷暖に鈍感だっただろうか。
「寒くない?」と声をかけられて
「あっ大丈夫ですっ」と答えるたび、
高校生のとき冷暖房をつけて換気しない教室が不快で不快ででも言い出せなかったのは、不快の原因がアトピーのお顔が痒くなるからだったからだと思い出した。
暑い寒いなんて、できるだけ平気なほうがいい。
頭にだけ冷たい風が当たる。頭が痛い。
頭が痛いときバファリンを飲まなきゃいけないのは/バファリン飲む?と言われるのはなんだかおかしい。
でも、
演劇の本番で体調悪めなときは、もりもりバファリン、いやバファリンプレミアム飲んでなんとかする。
アメリカで活動してきたダンサーさんに、筋肉痛ってどうしたらいいですか〜って、ストレッチやツボついて教えてくれるかなという魂胆で質問したことがある。
「痛み止めを飲む」
というお答えをいただきましたっ
舐めた質問をしてしまった。まだ本番まで時間がある稽古中の筋肉痛なら別だろうけど。
そんな、薬で乗りきるという熱い気持ちの体調管理を演劇ではやってきた。
でも、仕事ではやりたくない。「体調管理も仕事のうち」は朝礼を仕切る中堅が言う。言うし実行してきたのだと思う。
みんな遠慮せず体調不良で休むべきだ、気持ちが無理なときも休むべきだ、うん、大学生(人による!人によるよね!)が授業をサボるときのように容量良くずる賢く軽やかに休むべきだ。
でも演劇の本番は。
「本人が1番悔しいから」に守られないと、なんだか周りがまわらない、のでしょうか、それは、
私にとって仕事ってなに!
優先順位1位でも、その質や重さには個人差があります、ということを、大事にしたいなと思いましたってことでしょうか。
芸劇eyes番外編 vol.3
「もしもし、こちら弱いい派─かそけき声を聴くために─」参加作品
『薬をもらいにいく薬(序章)』
日程
2021年 7月22日(木・祝)~7月25日(日)
会場
東京芸術劇場 シアターイースト
チケット一般発売
2021年 6月19日(土) 10:00~