【Reasons100】チャレンジ005「実家」
自分の中にある様々な事柄に対して
その「理由」【Reasons】を、以前のブログで書いていました。
当時の記事をこちらのnoteに移していって、
そのReasonsに対する、今の自分の感覚も残してみようと思います。
(2016年9月3日)
こんばんは、コトノハカウンセラーの
いのうえ いほこ です。
【Reasons100】チャレンジ
わたしの「なぜなら」を、ただ書いていくだけの
このチャレンジ。
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【Reasons100】チャレンジ005
「実家」が好き
なぜなら…
「なんでか落ち着く」から
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いやー、実家が好きです。
今あるのは、高校を卒業するまで過ごした家ではないのですが
なんだか落ち着きます。
田舎だからか、季節を身近に感じられることも
好きな理由です。
幼い頃から遊びまくった庭や畑や、
悪いことをすると閉じ込められた蔵。
そんなことも全て懐かしく、そのままに存在していることがありがたいです。
以前、友だちに聞かれたことがあります。
「もしご両親が実家にいなかったとしても、実家に帰りたいと思う?」
その時に初めて気づきました。
あの場所とあの家と、両親がいること。
それ全て込みで実家が好きなことを。
今年の夏は、実家の庭掃除をボチボチしました。
まだまだ掃除したいです!
18歳になる直前まで過ごした場所。
多感な時期に過ごした場所だからか、一言では表せないくらいに多くの思い出があります。
この記事を書いた2016年当時、「なぜなら」を一言では説明しきれませんでした。
今でも説明しきれません。
多くの思い出は語れますが、わたしの想いを伝えるにはどうやっても何を尽くしても時間も言葉も足りない気がします。
2年前、わたしが過ごした家は建て替えられ、懐かしい風景はもうなくなってしまいました。
新しい家に収まった仏壇や神棚、そして机などはそのままなのに、わたしだけが落ち着かない気分なのです。
そして家の周りの風景も、わたしが住んでいた頃とは変わってしまいました。
実家に帰るとその場にいる、というよりは、思い出の中で過ごすような不思議な感覚があります。
あぁ、ここに鶏小屋があったよな。
ここで毎朝インコの餌をあげてたな。
ここで雪の日に鉄棒をして、難しい技をマスターしたな。
ここにあった柿は渋柿だったな。ここには梅の木、棗の木はここにあったな。
今でも鮮やかに思い出されます。
その懐かしい思い出に浸るために、わたしはあの地を恋しく思っているのだろうか。
時にそんなことを考えます。