![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152114876/rectangle_large_type_2_80cc2dac118a96db4b2318b7ae68cf9f.png?width=1200)
仕事で一番楽しい瞬間は「仮説検証」な話。
イケハヤです。
起業して13年が経ちました。
正直に言うと、仕事には楽しい瞬間もあれば、そうでない瞬間もあります。
考えると頭が痛くなるような話は、ほとんど常にあったりしますね……w
そんななかでも、「これは最高に楽しい」と感じる瞬間があります。
それは、「仮説検証」の瞬間です。
====
「Ninja DAO」では、メタバースを活用したコンテンツの実験を多数行っています。
「日本人の6%しかメタバースを使っていない」
という残念すぎる調査結果がありますが、これはコンテンツが不足しているからなんですよね。
「大人でも楽しめるコンテンツ」を用意すれば、メタバースは確実に普及していきます。
で、その中でも最近特に面白かったのが「メタバ脱出ゲーム」です。
普通、脱出ゲームって「リアル」でやるものですよね。
でも、これをメタバースでやったら面白い……可能性はありますよね?
で、実際にやってみたんです。
結果はというと……めちゃくちゃ面白かったのですよ!
![](https://assets.st-note.com/img/1724718714880-ssrmDmx2TH.jpg?width=1200)
参加者は最大で250人くらい。
2時間のイベントで、のべ350人くらいが来てくれました。
無料イベントだったんですが、ご家族で楽しんでくれた人も多かったみたいですね!
脱出するためには「謎解き」をクリアする必要があるんですが、難易度調整が絶妙で、ぼくは脱出できませんでしたw
![](https://assets.st-note.com/img/1724718730389-5DsU1VUhlI.jpg?width=1200)
====
「メタバースで大規模な脱出ゲームをやる」
というアイデアは、まだほとんど試されていません。
実際やってみたらめちゃくちゃ面白かったわけなので、これはビジネスチャンスな予感がしています。
リアルな脱出ゲームは、人間の体の限界があるから、できることも限られてきます。
一方、メタバースだと、身体的な制限はなくなります。
たとえば「謎解き」だけじゃなくて、アクション要素を入れたり、最後にボスとバトルしたりもできそうですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1724718774861-T1fBhtDaC1.jpg?width=1200)
特殊効果が得られるアイテムが落ちていたり、「死に戻り」のシステムを入れたりもできそうですね。
うーん、来年は、さらに面白さが増すギミックを入れたくなりますね!メタバ脱出ゲーム、流行らせましょう。
====
とまぁ、こういう感じで、
「まだ誰もやったことがないようなことを試して、それを実際に体験して、改善点を見つけ出していく」
プロセスが、仕事の醍醐味だと思うんですよね。
メタバース、特にWeb3メタバースは「まだ誰もやったことがないこと」だらけなので、今後もワクワクしながら取り組めそうです。
とはいえ、まだ誰もやったことがないようなことは、ほとんどの場合、お金にはなりません。
……それが儲かるなら、誰かやってますからねw
ただ、儲からない前提で楽しみながら仮説検証を重ねていけば、徐々に比類なきコンテンツやコミュニティが構築され、それはいずれマネタイズにもつながる……と確信しています。
====
というわけで、みなさんも、自分の仕事の中で「仮説検証」の楽しさを見つけてみてください。
「これやったらどうなるだろう?」ということを、小さく、実際にやってみる。
その結果を見て、より改善されたアイデアを考えて、実行していく。
この繰り返しが、仕事を楽しくし、新しい可能性を生み出してくれます。
引き続き、メタバース、Web3、AIなど、まだ探求されていない領域の新しい可能性を、みなさんと一緒に探っていきたいと思います。
メタバ脱出ゲームで使われたワールドは、現在一般公開されています。謎解きも残っているので、ぜひチャレンジしてみてください!
いいなと思ったら応援しよう!
![イケハヤ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143920123/profile_93e347fa057e4b964add06bd3517a879.png?width=600&crop=1:1,smart)