イケハヤの「やりたいこと」を語ってみる
イケハヤです。
今日は「やりたいことをやりきって、人生に絶望する」というテーマについて話してみたいと思います。
このテーマのきっかけは、クニトミさんのポストです。
彼はブログで大成功を収め、数億円を稼いで、2億円くらいの純資産を持っているとのこと。すばらしいですね!
で、彼は「やりたいことリスト」を作って、それを概ねやり遂げました。
でも、そのあとに「人生がつまらなくなった」「人生に絶望した」という感じになってしまった……という話を投稿していました。
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ともすると、これは「贅沢な悩み」として一蹴されてしまいそうです。
やりたいことを全部やれて、お金もあって、若くて、イケメンで……。
「こんなに恵まれてるのに、悩むなんて信じられない」と思う人も多いでしょう。
けれど、こうした状況の人がメンタル的に落ちてしまうことは、よくあったりもします。
もっといえば、このようなケースは、もはや「通過儀礼」といってもいいレベルな気もしてます。割とみんな通る道なんですよね。
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といいつつ……ぼくはこの現象を全然経験したことがありません。
参考になるかよくわかりませんが、ぼくの「やりたいこと」を言語化してみます。
まず、ぼく自身の実感として「やりたいことをやりきった」と感じたこと自体がありません。
まったくもって、足りません。やり切るなんてありえないですね……。
そう感じるのは、イケハヤの「やりたいこと」が、個人的な体験を超えているからだと思います。
ぼくが今やろうとしているのは、「クリプトニンジャ」というキャラクターを、「人類の公共財」として育てることです。
このキャラクターは、ガイドラインに即していれば、誰もが自由に商用利用できます。
ガイドラインを守っていれば、誰もがパーミッションレス(許可不要)に利用できます。
年齢や性別、国籍、あるいは犯罪履歴も問いません。
クリプトニンジャの「使用価値」は、公共的なものなのです。
言ってみれば、クリプトニンジャは、誰でも自由に使える「公園」のようなものです。
公園は間違いなく「使用価値」がありますが、一定のルールはあれど、誰もが自由に、無料で、許可なく使えますよね。
そして、公園の利用方法は、常に開かれています。
ルールの範囲であれば、そこで何をやるかは、そこにいる人たちの創造性に委ねられています。
クリプトニンジャは、そういう「場」であり、そういうみんなのための「財」であってほしいと考えてます。
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クリプトニンジャはキャラクター事業ですが、どうせやるなら、パブリックなものを作る方が面白いと思うんですよね。
幸いにして、ぼくはもう、経済的にはある程度「上がって」ます。
これ以上、自分のお金は別にいらないのです(日本だと、税金やらで半分くらい目減りするし……)。
それだったら、まだ稼げてない人たちが稼げるようになった方がいいと思うんですよね。
具体的には、全世界で100万人の人が、クリプトニンジャで稼いでいる社会を夢想しています。
たとえば、アフリカの若者がクリプトニンジャを使ってゲームを作り、そこから収入を得られるようになる……そんなことが起きたら楽しいと思うんですよね〜。
で、こういう謎に大きいゴールに向かうことが、ぼくの「やりたいこと」なので、満足することは絶対にありえません。
むしろ、「お金が足りない」「人が足りない」「時間が遅い」という感覚の方が強くなります。早く仮想通貨バブル来ないかなぁ……。
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強調すると、これは別に、イケハヤの方が偉いとか、高尚だとかいう話じゃありません。
単に、興味関心の方向性が違うだけなんです。
クニトミさんは世界の絶景を見に行くことに興味があるかもしれませんが、ぼくはそういうのにはあまり興味がないんです。
大切なのは、自分が今、本当にやりたいことを見つけることでしょうね。
個人的なワクワク体験でも、身近な人を笑顔にさせることでも、未来の世界を変えるようなことでも、なんでもいいんです。
自分の心の声に従って、それに向かって突き進んでいく。
そして、共感してくれる仲間を集めていく。
ぼくらひとりひとりの「やりたいこと」なんて、そもそも宇宙規模で見たら、とても瑣末なことです。
最後は笑顔で死んでいければ、まぁ、なんでもいいと思います。
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というわけで、今日もコツコツとクリプトニンジャを育てるために頑張っていきたいと思います。
夏休み中のお子さんが暇そうにしているなら、ぜひクリプトニンジャのアニメやゲームを楽しんでみてください!
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