もうひとつのルビコン川 紀元前49年1月10日 ルビコン川
歴史が動いた日である。
名言「賽は投げられた」はこの時の言葉である。
しかし、その現場はここではなかった。イタリア半島の東側、アドリア海に面した場所あるのが、有名なルビコン川である。古代とは位置関係が若干違うという説もある。
現在のルビコン川とされる場所はムッソリーニの時代、つまり20世紀に制定された場所である。
ここがローマの国境とされた場所である。
もう一方、西側の国境は、現在のアルノ川、フィレンツェの市内を流れる川の位置あたりと思われる。この辺りは定説はないのであるが