
「上司のOK待ちで機を逃した…」を防ぐ発信の極意
「広報の投稿を上げたいのに、承認待ちで数日が過ぎる…」 「上層部のOKが出るのを待っていたら、トレンドを逃してしまった…」
そんな悩みを抱えている広報担当者は多いのではないでしょうか?
SNSやメディア対応では、スピードが命。時間がかかる承認フローのせいで、せっかくの情報が鮮度を失い、話題性を逃してしまうことも…💨
今回は、単なる「承認フローを短縮しよう」ではなく、1実践的な解決策をお伝えします💡
1. 承認の“種類”を分ける¦一律承認をやめる
広報の発信には、大きく分けて2種類あります。
1️⃣ 定型的な投稿(ルーチン)
企業ニュース
採用情報
SNSの定期投稿
2️⃣ 戦略的な投稿(イレギュラー)
トレンドに合わせた発信
炎上リスクがある発言
危機対応や謝罪投稿
💡 解決策
定型的な投稿は事前承認済みテンプレートを活用
例えば「毎週水曜に投稿する企業紹介」は、最初に承認を取ってしまい、個別確認を不要にする。
トレンド投稿は“速報レベル”を決める
影響度が小さいものは、広報判断で即発信できるようにする。
炎上リスクがあるものだけ複数人でチェック
すべての投稿を一律で承認に回すのではなく、リスクレベルに応じて段階を分ける。
2. 「承認者を減らす」は逆効果? 決裁者の“役割”を明確にする
「承認者が多すぎて進まないから減らしたい!」と思うかもしれませんが、単純に減らすだけでは解決しません。
💡 解決策
決裁者ごとに“役割”を決める
例:
広報部長 → 戦略的判断(ブランドに合っているか)
法務担当 → リスクチェック(法律的に問題ないか)
CEO → 例外的にチェック(企業の方向性に影響する場合のみ)
「誰がどの投稿を承認すべきか」を事前にルール化
例えば、経営陣は「月1回のチェックのみ」、緊急時のみ関与など。
これにより、無駄な承認を減らしながら、必要なリスクチェックは維持できます。
3. 事前に“想定問答集”を作っておく
なぜ承認が遅くなるのか?
→ 上層部が投稿内容を把握するのに時間がかかるから。
💡 解決策
よくある質問を事前にまとめておく
例:「この表現は大丈夫か?」「数字の根拠は?」
想定されるリスクへの対応策をあらかじめ用意
例:「批判的なコメントがついた場合の返信ガイドライン」
チェックが必要なポイントを明確にする
例:「ブランドイメージに影響するか?」
事前に準備しておくことで、承認者がスムーズに判断できる環境を作れます。
4. 事前に承認フローを“シミュレーション”しておく
💡 解決策
実際に投稿フローをシミュレーションし、どこで詰まるのか検証する
緊急時の対応フローを決め、想定シナリオを用意する
「どこで時間がかかっているのか」を数値化し、ボトルネックを可視化する
ボトルネックを見つけて解消するだけでも、大幅なスピードアップにつながります。
まとめ
承認フローの遅さは、単なる「人が多いから」ではなく、仕組みとルールの欠如が原因です。
■ 承認の種類を分け、定型投稿は事前承認を活用
■ 承認者の役割を決めて、不要なチェックを省略
■ 上層部の質問を想定し、事前に回答を用意
■ 承認フローをシミュレーションし、ボトルネックを解消
このステップを実践すれば、スピード感を持った発信が可能になります🚀
広報の仕事は、スピードと正確性のバランスが求められる難しいポジションですが、適切な仕組みを整えれば、もっとスムーズに動けるはず💡日々の業務に追われることもあるかもしれませんが、少しずつ改善していけば、ストレスなく発信できる環境が整います。
今できることから一歩ずつ、一緒に広報の力を高めていきましょう💪✨
イラストは猫でも犬でもなく、かえるです🐸
はじめまして!いはです。
5年前、スキルもお金も人脈もゼロで上京した。ただの田舎娘が「東京で何とかなるでしょ!」と勢いで引っ越して、いきなり現実の洗礼。「稼げる 方法」で検索しては3円しか稼げず、でもそこで諦めなかったから今があると思ってます。フリーランスとして独立し法人化にも成功。湘南に一軒家も建てられました✌🏻やるって決めた事をやっただけ