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地域に根ざしたビジネスって何なんだろう。

今日は上野観光連盟の事務所に遊びに行かせてもらいました。
昨日書いた通り、今日は去年の12月に行ったソーシャルビジネス体験プログラム"Sea"の事後報告に伺いました。

今日は、Seaの感想や反省点を観光連盟の方の視点を交えて書こうかなーと思ったのですが、それよりももっと興味深いテーマを見つけたので、先にこちらから書いていこうと思います。
イベントの反省は明日以降書きますね。
(とはいえ、かなり大幅な発展を遂げそうですっごいわくわくする打ち合わせになったんです。)

上野に最近、NOHGA HOTELっていう野村不動産がつくった地域コミュニティに根ざしたホテルができたんですね。

私はうえの女子の撮影で実際に行ってみたんですけど、めっちゃくちゃ素敵なホテルでした。内装もこだわっていて、日本文化だけでなく、上野の文化や食・職人と融合したサービス提供を心がけているホテルでした。

私達はギャラリーを見学しようと思い、中にはいってホテルランチを食べるわけでもなく、ただただ見学に来たという旨をホテルの案内の人に伝えたら、親切にも30分くらい私達につきあってくれて、ホテルの内装やノベルティのこだわり、レストランのこだわり、2階テラスで写真まで撮影してくれました。

でね、上野の観光連盟の方にこのホテルの人と正式に繋がりたいなーと思ってNOHGA HOTELの内部の方を知りませんかとお話したところ、ホテルができる前にやはり観光連盟に訪れて挨拶をされていたみたいで知っているとのことでした。

でも、そこから話を聞いていると、、、、あんまりそのホテルのことをあんまり歓迎していなかったんです。><

NOHGA HOTELは地域と深く繋がることを謳っているので、てっきり上野の地域コミュニティとも交流があるのかと思ったら、そういうわけではありませんでした。

どうやら、観光連盟の方曰く、「いいとこ取りされた」と。

企業戦略と地域のコミュニティがあんまり綺麗にマッチングしていませんでした。NOHGA HOTELは野村不動産が頑張っているから、それでいいんだと。できれば上野の一員としてみんなで上野を盛り上げていきたいけれど、企業には企業の戦略があるのでうまく協力ができない。

とのことでした。
あくまでも、これは上野側から見た視点です。
これを聞いた時に、野村不動産側はどうみえてるのかなと気になりました。
地域と深く繋がるための施策ってどんなものを考えているのかなって。
すごく聞いてみたくなってしまいました。
これは、上野側の人の立場というより、一般人として聞きたいです。
もう一度訪問してみようかなーと。
お客さんとして泊まりに行ってみるのもありだなと思いました。


一応、私の仮説としては
ホテルも自分たちの目指すべきところがあるから、自分たちの目標が達成されるために必要なことだけやろう!というのが基本的な企業のスタンスなのかなと。
余分な経費や時間を割いているヒマがあれば、もっと自分たちのやりたいことの目標達成に直接影響のあることをやりたい。

その方が事業として成長する。

という当たり前で合理的な考えをしているだけなんじゃないかというのが私の仮説です。

でも、じゃあ他の企業はどうなのかといったところなのですが、電通やDMMは上野の地域コミュニティから参入して信頼関係を築いているみたいです。自分たちの目標に対して地域コミュニティとの関係性を構築したり、時にはコミュニティの立ち上げから協力していたりします。

どこの企業にもスタンスや予算・人件費など現実的な壁はあると思うのですが、やり方が全然違って面白いなとおもうばかりです。

私は個人的には後者派ですが、前者が必ずしもうまくいかないわけではないと思います。

ただ、やはりその地域の人たちや、古くからいる人達に応援してもらえるのとそうでないのとは全然結果が違ってくるだろうなとは思いました。

でも、私は結局、地域も発展していこうと思ったら人の力や資金力は絶対的に必要となってきます。

しかも、協力してくれるなら誰でも良いのかと言われてもそうじゃない。それなりにポテンシャルがあって仕事ができ、合理的な判断と人の感情を汲み取った判断のどちらも必要になってくると思います。

故に、大手企業が地域の中でうまく共存していけるように橋渡しの仕事をしていきたいとさえ思っています。

地域と企業が協力していけるような関係性をつくっていくことが、これからの観光業や地域の発展に必要なんじゃないのかなと。

そして、そこには若い力が絶対に必要になってくる。
企業の人じゃビジネス色が強くなってしまうけど、学生なら歓迎されやすい。

大学生のうちから積極的に地域に関わってその地域の人達と信頼関係をつくっている人が活躍できる会社があればいいのに。
そういう仕組つくりたい。興味あるな。

そーやって考えると、やっぱりこのイベントの価値は無限大だと思います。
明日、観光連盟の方と話したお話について詳しく書きますね。
もしかしたら、大きなお話に発展するかもしれないです、コレ。


*追伸
あ、もしかしたら参加費変わるかもです。
正式なリリースは1月26日21時なのでチェケラ!!

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