お金関係の書籍🈞 その壱①

『ひとりで楽しく生きるためのお金大全』
第1章 独身者がおちいりがちな7つの罠

本書は、年々、増加の一途をたどり続ける独身者に対して、「自由と孤独」の内に潜むお金に関わる落とし穴について、税理士というお金のプロ目線から警鐘を鳴らしてくださる一冊になっております。

01 独身者は税金も生活コストも、実は割高!

最初のトピックでは、独身世帯と夫婦世帯におけるコスパについて述べられております。
先ず、コストで言うと、人数の増加に比例してその額が単純に倍増していくわけではないのだと…
住居費・光熱費・食料費は、今の費用×人数分ではないということ。
食料費などについては、1人でいる分手間を惜しんで、外食やテイクアウトをすることも考えられ大きな出費になり得ます。
そして、税金については、扶養の範囲内で働く配偶者がいる場合において、
一方の社会保険料で、もう一方の健康保険料と国民年金保険料を納付したことになるのだと。
世帯収入が同じであっても、独身者は分が悪い制度の中で、やりくりをしていかなければならないのだと強調されております。


一人で楽しく生きるためのお金大全/板倉京
ダイヤモンド社

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