人生100年時代を走り抜けるために、成長企業だからできる経験を。
採用ブランディングディレクター/小山田泰祐の自己紹介
──まずは、自己紹介をお願いします。
プロフェッショナルサービス事業本部 RPO部の小山田 泰祐(おやまだ たいすけ)と申します。2023年3月1日にイグニション・ポイント フォースに入社しました。よろしくお願いします。
私が担当している仕事は、クライアント企業様の採用ブランディング支援です。分かりにくいと思うのでもう少し砕いて説明すると、クライアント企業様の採用にとって強みになる要素を見つけて適切な言葉にする言語化(コピーライティング)をメインに、クライアントの採用活動のプラスになるような情報発信を行なう採用コンテンツ制作を行なっています。
私自身がコピーライターとしてコンテンツ制作を担当することもありますし、クリエイティブディレクターとして協力クリエイターに仕事を割り振り、制作プロジェクト全体をまとめることもあります。
──小山田さんのこれまでのご経歴を教えていただけますか?
1社目:食品スーパーO社
青果部の販売員として入社。社員2名・パート6名・バイト2名のマネジメント。青果売場の52週の販売計画立案と、日々の商品発注・商品加工・品出し、売上と粗利管理。新店のオープニングメンバーや最年少主任に抜擢されるも、来店されるお客様以外にも価値を提供できる仕事がしたいと考えて転職を決意。3年9ヵ月勤務。
2社目:ゲームメーカーU社
PCゲームのシナリオライター兼ゲームプランナーとして入社。『Fate/stay night』や『マブラヴ』や『ToHeart2』と戦っていました。入社7ヵ月で会社倒産。社会保険料が払われておらず、会社が倒産しても失業保険が支払われず大変に目に遭う。当時付き合っていた彼女からも見限られ、人生のどん底へ転落。求人票に噓を書く会社や労働法を守らない会社への怒りを燃やす。7ヵ月勤務。
3社目:人材総合サービス会社E社
制作部コピーライターとして入社。入社2年目で埼玉拠点制作拠点長に抜擢。新卒採用制作メンバー、採用コンサルティンググループリーダー、第三制作グループリーダー、首都圏Div制作責任者、第二営業部採用コンサルタントなどを担当。激務が続き、通院しながら仕事をするが、心身の限界を感じる。また、自分のキャリアを考えた時、培ってきたものを応用できる道に進みたいと考えて転職を決意。14年勤務。
4社目:経営者支援会社T社
一応、創業メンバー。採用コンサルティングと採用コンテンツ制作を担当。二代目・三代目経営者の採用支援として、採用コンサルティング、採用チーム育成、採用コンテンツ編集、ブックライティング、採用動画制作、採用サイト制作を任される。経営悪化に伴う事業縮小を受けて退職を決意。3年6ヵ月勤務。
──食品スーパーの店員からゲーム会社のプランナー職、コピーライター、採用コンサルタントと、いろいろな仕事を経験されているんですね!
就職氷河期世代のキャリア迷子の典型みたいなものですね。いろいろな企業様に拾っていただくことで、なんとか生きていくことができました(笑)
──そんないろいろ仕事を経験されてきた小山田さんが【仕事で大切にしていること】はどんなことですか?
①クライアントのお悩みに対して伴走して解決に導くこと。
②コミュニケーションをきちんと行ない、誤解による損失を減らし、仕事をきちんと評価していただくこと。
③チームの和を大切にすること。
この3つですね。
誤解って、人間同士のやり取りでは発生しやすいものでもっとも非生産的なものなんですよ。そのため、誤解のないようにコミュニケーションを密に行ない、仕事をきちんと評価していただくことって大切ですよね。
お客様にはお客様の立場や都合があるものなので、それを踏まえた上で目的を果たせる着地点を探るのがプロの仕事と私は考えています。あとは、チームの和ですね。リモートワークをしていても、私たちはフリーランスの集まりではなく、同じ会社の仲間です。1+1=2以上の成果を出すためには、チームワークによる成果の掛け算が欠かせないと思っているので、仲間への尊敬の心(リスペクト)を常に持ち、どんな仕事も1+1=2以上の成果を出せるように意識しています。
──いろいろ考えていらっしゃるんですね。
数多くの成功体験も積んできましたが、失敗もたくさんしてきたので、いろいろ考えるようになりましたね(笑)
──ちなみに、【休日の過ごしかた】についてお聞きしてもいいですか?
・ゲーム、ゲームブログの更新、ゲームチャンネルの更新
・読書、採用系ブログの更新、採用系チャンネルの更新
・怪談収集、怪談チャンネルの更新
・息子の勉強サポート
・映画鑑賞、アニメ鑑賞、ドラマ鑑賞
何かを見たり、読んだり、聞いたり、経験したりしたことはアウトプットしないともったいないと考えちゃう人間です。アウトプットすることで、アウトプットスキルが磨かれるし、お金も回収できます。もうちょっと頑張れば、お金がかかる趣味のお金をアウトプット報酬で賄う仕組みができそうなので頑張りたいと思っています。
──小山田さんを知るためにお聞きしたいのですが、【プライベートで大切にしていること】はどんなことですか?
「家族や仲間たちと楽しい時間を過ごすこと」です。
私にとって「かっこいい大人」とは「いい思い出を作れる人間」のこと。楽しい時間とは、ただレジャーを楽しむといったことではなく、話したことや体験が気づきや学びや刺激になる時間のことです。「あの人と一緒にいるとプラスになる」「またあの人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらえる人になることが目標ですね。
イグニション・ポイント フォースへの入社理由
──IGPFに入る前の話になりますが、小山田さんはなぜ転職しようと考えたのですか?
私の転職理由は、ひと言でいえば「人生100年時代を生き抜くために、さらなる強みとなる成長を求めて」って感じです。
「もっと事業会社での業務経験が欲しい」と考えていました。前の会社では創業メンバーとしてイチから会社や仕事の仕組みやプロタクト・サービスを作るという経験ができました。そこで得られたものは多いのですが、得られなかったものもあります。
仕事って、所属組織によって出会える内容が変わるじゃないですか。「採用コミュニケーション領域で身を立てていく!」と考えた時、自分はまだまだ経験不足なところがあると感じ、もっといろいろな経験を積む必要があると感じました。
──転職活動をする際の【仕事選び・会社選びの判断軸】は何でしたか?同時並行で、どんな業界・会社を受けていましたか?
「自分が成長できる環境かどうか」です。これまで培ってきた経験を活かせるとともに、これまで経験したことがないことにチャレンジできるかどうかを見ていました。
人事、採用責任者、採用広報、人材紹介エージェント、組織人事コンサルタントなど、採用に関係する求人を並行して受けました。IGPFを受けた時は、ちょうど3社から内定をいただいていて転職活動をやめようかと考えていた時だったと記憶しています。
──ほぼ他社に行くことが決まっている中で、【イグニション・ポイント フォースを選んだ理由】は何ですか?
【理由①】まだ組織が成長途中の状態で、自分の培ってきた知識や経験を存分に活かせそうだったこと
【理由②】採用クリエイティブに精通していながら、フロントに立ってお客様と話し合いができるという私のレアな特性を評価していただいたこと
この2点です。
──イグニション・ポイント フォースに入社したという判断は正しかったと思いますか?
正しかったと思っています。現に、RPO部の採用ブランディング関連の仕事はほとんど私が一人で作りました。また、イグニション・ポイント フォースのブランディングプロジェクトにも関わらせていただき、これまでの知識・経験が活かせる新しい挑戦ができていると思います。
最近考えているのは、組織に対してもっと影響力を発揮していかなければならないことです。手始めとして、自分にできることを棚卸しする目的でYouTubeチャンネルを作っています。マニアックな内容ということもあり、チャンネル登録者が伸びなくて心が折れそうですが(笑)
イグニション・ポイント フォースに入社して得られたもの
──今、担当されているお仕事について質問です。【お客様から求められている成果(ゴール)】と、【そのためにどんな行動をしているか】について教えてください。
RPO部における「採用ブランディング関連業務」を担当しています。採用ブランディングとは、クライアントの採用ブランド(既存社員や求職者への約束事)を広めて印象を良くするための活動全般のことです。
クライアントから求められている成果は、「採用にプラス効果がもたらし、採用計画を実現させること」です。そのためにやっていることは、求職者にとって入社のネックになっている印象に対して、それは誤解であるという情報をぶつけることで印象を変え、エントリーや選考の意志を固めること。その手段になる採用コンテンツの制作を行なっています。
──今の仕事の【面白いところ・やりがいを感じているところ】はどんなところですか?
自分のできることがクライアントのお悩み解決に直結するところが面白いですね。採用ブランディングの場合は、制作物がセットになるので少なくとも仕事の成果は「形」に残ります。そして、制作した採用コンテンツをお客様の採用活動に使っていただき、「伝えかたが変わると結果が変わってくる」と感じていただくところにやりがいを感じます。
──イグニション・ポイント フォースのこの仕事をしていて感じる、【ご自身の成長ポイント】はどんなところですか?
自分にできることを棚卸しすることで、自分の介在価値を再発見できているところがあります。
──イグニション・ポイント フォースに入ったことで、【叶ったこと・実現したこと】を教えてください。
自分にしかできない仕事で、イグニション・ポイント フォースのプロフェッショナルサービスの一つを作っていけるところですね。これは同時に、自分のこれまで培ってきた知識・経験が活かせるとともに、世の中に求められていることを証明できる場でもあるかなぁと考えています。
イグニション・ポイント フォースでこれから目指したいこと
──活躍中の小山田さんですが、【今の自分の弱点(成長ポイント)】はどこだと思いますか?
自分が提供するコンサルティングの価値提示が上手くできないことは弱点だと思っています。市場価値は「価格」で評価されるもの。自分が提供しているものはお客様に高い価値を感じていただきにくいです。これは課題として今後も取り組んでいきます。
──反対に、【今の自分の強み(またはさらに伸ばしたいところ)】はどんなところだと思いますか?
クライアントとの対話スキルです。制作物の価値をクライアントだけでは判断できないのであれば自分がその価値を伝えられればいいわけです。そのために必要なロジックや資料の用意を含めて「伝える力」をもっと伸ばしていきたいですね。
──これからこの会社でどんなことをしていきたいですか?
イグニション・ポイント フォースのブランディングに関わっていますが、このブランディング実務の成果を、お客様に提供するプロフェッショナルサービスに活かしていきたいです。
──未来の後輩にイグニション・ポイント フォースの魅力を伝えるとしたらどんなところですか?
任せてくれる環境があるところです。
自分が「やりたい!」と思うことをきちんと持って、そのための段取りと方法を提示したら「じゃあ、やってみたら?」と応援してくれます。そうやってチャレンジしてみたことを、上司のはじめ周りの人たちは見ていてくれて評価してくれるので、「言い出しっぺの仕事が増えて損をする」みたいなことはなく、頑張りが評価される会社だと感じています。
──イグニション・ポイント フォースに転職したことでプライベートの生活リズムなど良い変化があったら教えてください。
RPO部はリモートワークで仕事をしています。家にいる時間が増えたことで家族と顔を合わせる時間が増えたことは嬉しいです。以前、勤めていた会社では、土日も出社して仕事をしていたこともあり、最後のほうは心療内科に通わなければならないほど心身はボロボロ、記憶が欠落しているほど大変だったので(笑)。
──これが最後の質問です。小山田さんは【どんな人と一緒に働きたい】と思いますか?
「自分はこういうキャリアを積んでいきたい」というビジョンを持っている人と働きたいと思っています。理由は、明確な目標を持っていて自分を成長させたいと考えている人は、イグニション・ポイント フォースの「挑戦する人を応援する社風」とマッチしているからです。毎月、書籍購入費が支給されたり、資格取得支援があったり、イグニション・ポイント フォースには使わないともったいない成長支援制度がたくさんあります。興味を持った方はぜひ応募してほしいですね。
──ありがとうございました!
小山田さんは現在、本業である営業の他に、イグニション・ポイント フォースの魅力を外に向けて発信する社内プロジェクトの1つ「ブランディングプロジェクト」にも参加。このプロジェクトのオブザーバー的な立場としても活躍しています。
今回のインタビューが、あなたの転職活動の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!