「続・ツケノビ定石、出切りの話」
こんにちは。
IGOcompany-Uです。
神奈川で小さな教室をしたりしながら、囲碁でご飯食べてます。
前に「ツケノビ定石を使ってみよう。基本の三種類を紹介」ってnoteを書いたら、
意外と読まれているので、
今日は追加の記事を書いてみようと思います。
ちなみに、「ダイレクト三々」のnoteの方が、もっと前に書いたんですが、
圧倒的に「ツケノビ定石」の方が閲覧数が多いです。
なんなんでしょう。「ツケノビ定石」の方が有名なんでしょうか(笑。
生徒さんとの実戦譜で、8子局の碁です。
「ツケノビ定石」が出ました。
定石の途中で、黒8で左辺の星から一間トビしてしまったので、白に9、11と出切られてしまいました。
この場合は、黒8と間接的にAの出切りを守るのが定石です。
黒8でAと打つのは「アキ三角」で形が悪いとされていますね。
白も7と守ったので、黒も8と備えましょうということです。
もし白7と守らずに、出切りを打たれた時の対応方法はご存じですか?
白7、9と出切りを打たれた時のは、
「黒12とサガリを利かす手を知っていれば大丈夫です」。
Aのキリを打つぞといったん利かすんですね。
白は13と守りを打つしかありませんから、黒14から白の石を取る事ができます。黒24まで一手勝ちです。
ちょっと注意して欲しいのが、
なんてことのない攻め合いですが、白23とツギを打たれた時、ちゃんと取り切ることはできますか?
攻め合いの仕方を間違えると、一手負けに変わってしまいます。
気になる人は、ちょっと手を止めて、ヨミを入れてみて下さい。
ちなみに、教室では、こんな感じで添削をしています。
添削サービスもありますので、載せておきます(すみません、宣伝です)。
今日は、
「続・ツケノビ定石、出切りの話」
でした。
僕は大学生の時に、鶴巻温泉にある碁会所で碁を覚えたんですが、そこで指導をしてくれた年配の方に、勉強だからとこの出切りを打たれた思い出があります。
その時は、黒12のサガリを知らなかったので、隅が全部取られてしまいました(笑。懐かしいです。
もし気になる変化とかがありましたら、コメント頂ければ(出来る限り)応えたいと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!