【予告】第6回「恋愛」について
日程:12/4(火) 時間:18:15~19:45(全体90分){グループ作成・アイスブレーク・テーマ解説・考察タイム(20分)→グループディスカッション(30分)→フリーディスカッション(30分)→まとめ・次回予告(10分)}場所:メディアセンターラーニングコモンズ
具体的な内容
○前提とする議論
近年、恋愛をしない若者が注目されるようになった。恋愛よりも仕事や勉強を大切にしたい、自分の趣味を大切にしたい、そもそも恋愛は面倒くさい、異性に興味がないといった様々な理由から恋愛に重きを置かない人が増えた。
恋人を持つか持たないか、私達ひとりひとりに決定権があるが、恋愛結婚が主流の今日では、「若者の恋愛離れ」に対して否定的な声や、それが少子高齢化社会に及ぼす影響を不安視する声が少なくない。
さらに、数年前、「リア充」という言葉がインターネット掲示板を発端に、若者を中心に流行した。恋人がいる人は「リア充」、恋人を持たない人は「非リア充」と呼ばれ、「非リア」の社会的地位は決して高くなかった覚えがある。「非リア」の定型句、「リア充爆発しろ」なんていうフレーズも随分流行したことは読者のみなさんの記憶に新しいだろう。
このように、現代日本の中では、恋愛すること、恋人を持つことは大いに肯定され、一方で恋愛をしないこと、恋人を持たないことには多くの不安や否定の目が向けられてきた。
そこで、本サロンでは、この恋愛離れを否定する風潮について向き合っていきたいと思う。恋愛をするかしないかは、本人の自由ではないのか、「若者の恋愛離れ」は社会課題なのだろうか。そして、私達も「恋愛する・しない」の当事者である。そこで、「若者世代にとっての恋愛とはどのようなものなのか」の2点について考えていきたいと思う。
○参加者に投げかける問・テーマ
①「若者の恋愛離れ」は本当に問題なのか。
② 若者世代にとっての恋愛とはなにか。