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中津村開拓日誌・第8号-2(2001年11月発行)

東京ディズニーシー&ディズニーランドに行って来ました。

もちろん、自分たちのお金で行ったわけではありません。
嫁はんのご両親が出してくれたのです。

うそ~、なんで?と思われるでしょうが、
そういう羨ましい話もあるのです。

事の発端は、みなさんもご存知でしょうが、
山崎パンのポイントシールを集めるとペアチケットが当たる懸賞です。

なんと、嫁はんが当ててしまったのです。
すごい!

が……行くお金はどうするんだ?
うちには、そんなお金絶対にありません。

その話をご両親にしたところ、
「出してあげるから行っておいで」となったのです。

私たちも“うそ~、なんで?”となったのです。

正直なところ情けないような、
申し訳ないような気もするのですが、私は素直です。
ありがたくそうさせていただくことに。

でも、出していただいたお金で豪遊するのも申し訳ないので、
超節約旅行をすることに。

行くからには、新しくオープンしたディズニーシーと
ランドどちらにも行きたいので、往復夜行バスにし、
むこうで安ホテルに2泊。
これで安く行くことができます。

ちょっとハードな旅行ですが、バスは安いですからね。

それに、ホテルはなんと1泊4.300円!
ビジネスホテルを超えた。しかも朝食付。
これはすごい。

だからといって、汚くて狭くて古いなんてことはありませんでした。
大きな普通のビジネスホテルです。

朝食だってバイキングなのです。
私は朝食バイキングの大ファンです。
昼や夜はイヤなのですが、朝はバイキングに限ります。

食べるのはハンパな量ではありません。
お皿が山のように盛り上がり、小鉢もずら~っと。

しかも、山盛りのお皿は、2回3回と続くのです。
自分でもビックリです。

普段の私は、朝はコーヒーのみ。
何も食べる気がしないのです。

環境が変わると人も変わるようです。
あまり人に自慢できるようなことでもないですが。

品がないですよね。
嫁はんもいっしょにいて恥ずかしいそうです。

質素でありながら、
厳選された素材を職人の技で調理したものを、少量いただく。
これぞ、朝食の美しき姿だと思っている私ですが、
からだが欲するのです。
「育ち」には勝てません。

話が横道しましたが、
シー&ランドには朝から夜までいて、からだはボロボロでした。

しかし、しんどくても行く価値はありました。

シーは、ランドのようなディズニーらしさはありませんが、
乗り物がすごく面白いのです、怖くて。

ジェットコースターの苦手な私ですが、
嫁とあちらこちら遊びに行き、ムリやり乗らされ、
だんだん慣れてきていたので、少し面白くなってきたのです。
とんでもなく怖いものもありますが。

でも、どちらかというと私はランドの方が好きですね。
ディズニーらしいですから。

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まったく田舎暮らしには関係のない話でした。
すみません。

遊園地が近くにないもので、ちょっと刺激を求めたのですよ。

白浜アドベンチャーワールドや岬公園というものはありますが、
高いわりに面白くない。

和歌山市にポルトヨーロッパというのもありますが、
ここも高いので行けません。

翔馬は遠足で行ったことがあります。
羨ましい。

だいたいどこも高いですよね。
安くしないから、人が来ない。
人が来ないから、つぶれる。あたりまえのことです。

たいしたこともないところに、
高いお金を払って今時誰が行くのですか。

本来私は、メリーゴーラウンドや観覧車、
汽車ポッポといった昔の乗り物がある遊園地が好きなのです。

楽しい笑い声や子供が親を呼ぶ声、
お弁当をひろげる風景、静かな音楽…
そんな遊園地は、なかなかありません。

神戸の王子動物園は、好きな場所のひとつです。

市が運営しているので、予算のせいか古い乗り物しかありません。
それがいいのです。

もっとも民間では、赤字になって経営はムリでしょうが…。

話がどんどん枝わかれしていきそうなので、このあたりでストップ。

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佐藤きよあき
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