田舎暮らしをしていても、いつかは都会にUターン!?
私がIターンをして、24年目になろうとしています。
山村の暮らしが当たり前の日常となり、
安住の地であることを無意識に感じているところです。
しかし、歳のせいか、身体に少しずつ異変が起こり始め、
ある不安が頭をよぎっています。
いまは軽い症状のものばかりなので、
時々病院に通ったりしながらも、元気でいます。
もし、もっと歳を取ったら、
身体が言うことを聞かなくなったら、
車の運転ができなくなったら……。
そんなことを考えると、いま住んでいる場所では、
かなり不便であることがわかってしまいます。
病院が遠い。
買い物をする場所が遠い。
買い物に関しては、
ネットスーパーや移動販売などがあるので、
何とかやりくりすることはできます。
しかし、病院を我慢することはできません。
突発的な症状だけで済むなら、
タクシーを利用すれば良いのですが、
通うとなると金銭的に厳しくなります。
バスを利用するとしても、
山奥からだと想像を超える金額になります。
また、バス停までの距離を考えると、
歳を取ってからでは、病気を悪化させてしまいそうです。
夫婦ともに車を運転できれば、
ある程度の年齢までは対処できますが、
やはり危険なので避けた方が良いとなると、
通うことは難しくなります。
それだけではありません。
どちらかが老人ホームに入ることになった場合、
車の運転ができなければ、会いに行くことも無理です。
こうしたことを考えていると、
いつかは便利な市街地に
移らなければならないのではないかと思います。
私も移住した頃は、まったく考えていませんでした。
身体の不調が出てきて、
その現実に少なからずショックを受けています。
本気で考えておかなければいけなくなってきたのです。
もしくは、いまの暮らしをそのまま続けるために、
自身の最後に、ある覚悟をしなければいけません。
非常に難しく、悩ましい選択です。