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そこに「ラ」はあるんか? 【雑感】

まあヒトサマのことをアレコレ言える立場でもないことは重々承知はしておりますが。

こちらnoteには「ライター」の方が多いですね。大ベテランから駆け出し、ライター志望者まで。
かく言う私もwebメディア等で一定の分量の記事を書いたりもしていますので肩書きに「ライター」を用いることがあります。そのための特別な勉強はしたことがありませんが。

文章を書くことはキライじゃない、むしろ好きな方だと自分で思います
自動車メーカーのサラリーマン時代に鍛えられたのも良かったのでしょう。なにせ社内で企画を上げて判断を仰ぐとなれば、A4書類の余白を一周するぐらいの査印が押されて戻ってくるのですから。
プレスリリースやコマーシャル台本の作成もサラリーマン時代からやっていましたので、それは今も役立っています。つまり私の場合は、実務で身につけてきた、ということなのでしょう。

さて本題
noteからオススメされてライターの方々の記事を拝読しますと、時々『ん?』となることがあります。それは

「ら抜き言葉」が多い

noteに公開する記事と納品する文章は違うということがあるかもしれません。また日本語も進化していますから、昔と今とで用法や意味の変わっている言葉も確かにあります。
しかし、ら抜き言葉は「話し言葉」でしょう。テレビでは通行人のインタビューであれタレントのコメントであれ、ら抜き言葉にはテロップでしっかり「ら」が書き加えられています。
ひょっとしたら将来、ら抜き言葉が日本語のスタンダードになることがあるのかもしれませんが、少なくとも今はまだそうではないと思います。noteをライティング受注のツールにしている方、ライター志望の方には、そのあたりも気配りしては?とお伝えしたいですね。

あ、あと、
(これも話し言葉ですから、会話文でない限り私は文章内での使用は避けます。今回は例示に使いました) 既にライターとして実績がある方々だとは思うのですが、駆け出し新人やライター志望者へのアドバイス記事に誤字が意外とあります。その記事に

『自分の書いた文章は少し寝かせて見直しましょう』

とでも書いてあろうものなら笑い話にもなりません。書いたばかりならまだしも、記事公開から時間が経過していようものなら・・・。とまあ、いろいろ書き連ねましたが、

ライターからラを抜いてしまったら、「痛ぁ」とオチをつけておきましょう。


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