【日本企業vol.1】日本の企業の種類について
こんにちは、I-GLOCALメディアチームです。
今回からIPOやDX、その他広く経済的なことについて、インターンメンバーが学生なりに調べたことをテーマごと何回かに分けて紹介していきます! その第一弾として「日本企業」というテーマで何回かに渡って書いていこうと思います。
○日本企業の種類について○
まず日本の企業形態には「株式会社」「合同会社」「合資会社」「合名会社」の4種類があります。"株式会社○○"といった名前はよく聞きますが、その他の3つはあまり聞き馴染みがないですね。私は調べていて初めて知りました。
4つの形態はどのように異なっているのでしょうか。
「株式会社・合同会社」は有限責任であるのに対して「合資会社・合名会社」は無限責任なので、一般的に前者二つの形態の方が多いそうです。無限責任とは、もし会社が倒産した時に、会社の負債を個人の貯金を切り崩してでも払わないといけない責任を負うことを指しています。有限責任の場合は出資額を失うだけで済みますが、無限責任の場合には全財産を失うリスクを伴います。それを踏まえると株式会社の方が多いのは必然の様な気がします。実際に現在約95%以上を株式会社が占めているそうです。
ちなみに、I-GLOCALが事業を行っているベトナムでは「有限会社」という形態が一般的です。この有限会社と言う形態は日本にも以前は存在しましたが、2006年に会社法が施行された際に株式会社の最低資本金額や役員人数の条件が撤廃され、株式会社と有限会社を区別する意義が実質的になくなったため、有限会社の制度が廃止されました。
○株式会社とは○
株式会社はきっと学校でも習ったと思いますが、復習しておくと「株式」を発行して投資家から資金調達をしている企業のことです。
メリットはより多くの人から資金を集められるところにあります。一方的に資金を出してもらうだけでなく、株主には事業で利益が出たら配当金を払わなければいけません。お金の形だけでなく、他にも「優待」という形でも返礼している場合も多いです。優待には色々種類があって、食品系の企業であればその商品の詰め合わせや引換券、他にも商品券だったりがもらえます。オリエンタルランドではディズニーの1デイチケットがもらえたりするそうです。
以前「この企業の優待がすごいから株を買っておこう」みたいな記事を見かけた事があるんですが、企業側にとって自社の製品を知ってもらえるきっかけになりますし、投資者側からも好きな企業の製品がもらえたりしたら嬉しいですよね、まさにWin-Winの関係です。
ちなみにさっき例にあげたオリエンタルランドでは、最低でも100株持っていないとチケットはもらえません。100株持っていると年に1枚もらえます。しかし、1株あたり22,500円(2022年2月14日時点)で、株は100株単位でしか買えません。(なんと225万円もっていないと株が買えません。。。さすがオリエンタルランド)私は優待はあきらめて普通にチケットを買うことに決めました。
今回は「日本企業の形態」と「株式会社」について紹介しました!
次の記事では「株式の取引方法」「株式を取引している場所」について紹介する予定なのでそちらもぜひ読んでいただけると嬉しいです。
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