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話題のAI台本note買って読んでみたので感想まとめ

いやーリリース早々めちゃくちゃ売れてるみたいです。高級焼き肉奢って欲しい!

というのは置いといて、皆さん注目しているであろういけ(なるほ)さんのnote買って読んでみたのでレビューしたいと思います。

一応先に言っておくと、こちらのnote、特に無料部分に関しては僕が運営している脱広告収益サロンの方で添削依頼を受けてました

なので僕としては少しでも多く売れて欲しい立場なんですよね。「いがるの添削のおかげで売れた」って言いたいじゃないですか。

そういうわけでどうしても忖度要素が強くなってしまうので、「買って良かったor良くなかった」とか「オススメするorしない」みたいな話は置いといて、純粋に「このnoteの内容からこんな気づきがあった」みたいな方向性でレビューしていきたいと思います。

note概要

まず、ざっくりどんなnoteなのか僕の解釈で紹介しますが、一言でいうと「非属人YouTubeの台本作成にAIが侵食していることを実感できるnote」です。

内容的には、サムネの通り「視聴者に感動を与えた」ということを切り口に、そのような長尺動画の台本をどのように作っているのかが解説されています。

もう少し詳細に明かすと、

  • AIを使ったずんだもん台本の作成例

  • それをどのような手順で作っているのか

  • 作成する上での細かなコツの紹介

約18,000文字のボリュームで解説されています。

この手のAI×YouTube攻略みたいなのって、本人が大してYouTubeで結果出してないケースが多かったりしてエアプ感満載なものがぶっちゃけ多いじゃないですか。

でもこのnoteはかなり現場での試行錯誤が感じられますので、その点は安心です。

「へぇ、こういう工夫をすればAI台本作成って成立するんだな」

をちゃんと感じられます。

あえて弱みを指摘するのであれば、あくまで「作成例」の紹介に留まっているため、誰でもどのジャンルでもすぐに応用できるような内容ではありません。

SUSURU TV.風に言うなら「読み手の応用力が試されるnote」的な側面はあると思います。

このnoteを読んで得た気づき

ここからはこのnoteを読んで僕が得た気づきを羅列していきます。

「事実」×「ストーリー」は文章生成AIと相性が良い

まず、これは無料部分でも書かれてることですが、このAI台本作成方法を”そのまま”使えるジャンルは割と限られていると思います。

その中でも特に相性が良いんだろうなと思うのは「事実」×「ストーリー」の掛け合わせがあるものです。

要するに「スカッと」みたいな完全創作でもなく、「ゆっくり解説」みたいな解説一辺倒のものでもなく、「事実を元に創作しました」系のやつです。例でも紹介されているずんだもん動画なんかはまさに。

なぜこの領域と文章生成AIの相性が良いかというと、完全創作だといわゆる「元ネタ」が存在していないからだと思います。

生成AIって、現状「何か元ネタがあって、それを少し作り直す」みたいなのが得意です。

多分イラストで考えると分かりやすくて、「人気キャラクターを作って」というと作れないですが、「マッチョなピカチュウを描いて」って言えばちゃんと作ってくれるみたいなイメージ。

事実に基づいたストーリーなら、「復数のソースを読み込ませる」こともできるので。

完全創作で面白いストーリーは作れないけど、事実に基づいた再現ストーリーは比較的得意領域で、そういうジャンルからAIは浸透していくんだと思いました。

特に「参考動画の台本を読み込ませる」という技に驚愕

これは正直、かなりの裏技だと思いました。

というのも、YouTubeで伸びてる動画って基本的に「完全にゼロから作った」というケースはほぼ無くて、「何かしら既存のものを新しい切り口やフォーマットで作り変えた」というケースがほとんどなんですよね。

一つ事例を挙げると、この「イオンモール名古屋みなと店閉店」ネタは色んなチャンネルで何度も取り上げられてる鉄板ネタです。

今まで「台本を作るのにAIを活用しよう」と仮に思ってたとしても、「イオンモール名古屋みなと店が閉店した理由を解説して」みたいに、そのままAIに解説を求めてた方が多かったんじゃないでしょうか。

まさに僕もそうなんですが、これをやると視聴者が気になるポイントを抑えられてなかったり、一部ハレーションを起こして嘘情報が混じったりして使いにくかったんですよね。

このnoteでは「競合の動画の文字起こしを読み込ませて、そこから解説台本を作らせる」という方法を取っていたのが個人的には一番学びでした。

AIを使わずに台本作る場合って、実際は競合の動画を見てそこから組み立ててるケースがほとんどだと思いますが、それってAIにもできるんだなと。

この流れでプロットを作るところまでの手順は上記で説明した「事実」×「ストーリー」系のジャンル以外にも応用が効くと思います。

いずれもっと幅広いジャンルに文章生成AIが活用される

現状は「たまたまいけさんが取り組んでいるジャンルが生成AIと相性が良くて結果が出た」という感じだと思います。

ただこれから生成AIの性能はどんどん進化していくわけなので、「相性が良いジャンル」の幅が広がって、おそらく多くの「AIが活用できないライター」「AIが活用できないYouTube運営者」が失業していくんだろうな、と感じました。

一般的なAIハウツーだと「でも結局人が書いた台本の方が面白いでしょ?」ってなってスッと入ってこないところがあると思うんですが、「実際非属人YouTubeの台本に活用できている」といういけさんが書いてるnoteだからこそ、それが感じられると思います。

とりあえず買っておいて損はない

まとめですが、結論「非属人YouTubeやってるとりあえず買っておいて損はないnote」だと思います。

実際にこのnoteに書かれてるような台本作成をやるかどうかは置いといて、「今の非属人YouTubeにはこういう流れがあるんだな」っていうことをリアルに知れるだけでも十分価値はあるかなと。

19日(日)いっぱいまでは通常4,980円→割引価格2,980円で購入できるとのことです。

ということで、レビュー読んで気になった方は以下のリンクから飛んでみて下さい。

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