(開示請求)都は、石神井川上流地下調節池について、国に補助採択の「再」申請を行いました。150億円もの修正です。
都は、石神井川上流地下調節池事業について、異例に、7月23日に専門家委員会にかけ直し、費用便益分析を再計算しました。その結果、B/Cは1.11になりました。1ギリギリです。コストは989億円から1310億円に上昇しています。
その後、都は国に、8月7日、補助申請をしています。その資料を開示請求しました。公開します。
分かったことは、都がB/Cを再計算した結果、今度は、国から500億円をもらおうとしたことです。
前回の誤ったB/Cでは、国から350億円でしたが、私が予算委員会で指摘し、国交省から指摘もされたことで、150億円もの差が出ました。私が指摘していなければ、都は150億円を貰い損ねていたということです。
調節池事業。小池都政の肝煎り事業のはずが、私の委員会の指摘を受けて、大きく修正です。東京都は巨額の税金を使うのに、こんなに杜撰で大丈夫なのだろうかと思います。
引き続き、注視します。
9月6日追記
国交省で採択されました。
案件は石神井川上流地下調節池のみ。
極めて異例の事態です。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001761473.pdf
国交省
以上