五十嵐えり(衆第30総支部長、前都議、弁護士)
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【石神井川上流地下調節池】東京都が作成した図は、調節池整備後も事業効果がない!ということを示しています。この作図のミスをパネル使って質しました(9/26都議会本会議)。
令和6年第3回定例会にて一般質問しました。 3月の予算特別委員会で費用便益分析のミスを指摘してから、都は、B/Cを見直し。都は、7月23日に専門家委員会にかけなおした後、再度、国に申請。国交省が9月2日に採択しています。 しかし、7月23日の専門家委員会の都作成の資料には重大なミスがあります。都議会本会議一般質問でパネルを使って質疑しました。 質問してみての感想は、やはり暖簾に腕押しでした。都が作成した図に明らかなミスがあるのですから、都は見直すべきですが、「マニュアルに
[開示請求から明らかに] 都は、2017年に、関東大震災朝鮮犠牲者追悼式に追悼文を不送付にすればそよ風が「喜ぶ」ことを知りながら不送付を決定していた!?
もうすぐ関東大震災から101年目の9月1日です。毎年この時期になると、各団体が小池知事に対して、朝鮮人犠牲者追悼式に追悼文を出すように要請がなされます。 でも小池知事は無視。私たちは悲惨な歴史もきちんと見つめて、反省して生きることが大事です。知事は追悼文を送付すべきです。 小池知事は就任二年目の2017年以降、1973年から続いてきた朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付の取りやめました。これにより「そよ風」という団体が、都立横網町公園で聞くに耐えないヘイトスピーチを繰り返すよ
小池都知事の公約「東京都ドクヘリ」異常事態!?国交省が改善命令、着陸トラブル、キャンセル8割(6/13号週刊文春にコメントしました)
小池知事が2020年の再選時に公約として掲げ、2022年3月から運用を開始している東京都のドクターヘリについて、「週刊文春」の取材を受け、コメントしました。 実は、この事業、私が約1年間にわたり独自に調査を続けてきたものです。調査のきっかけは、ある医療関係者からの情報です。 「東京都のドクヘリ事業がおかしいとの声がある。」「わざわざドクヘリで来るような症状でない方がドクヘリで来る。」「ドクヘリで運ばれてきた患者から『希望してないのになぜこんなところに飛ばしたのか』とクレーム
続報!都がやり直し「石神井川上流地下調節池の費用対効果」が再提示。事業費は予算案公表時の1.2倍の1,310億円に上昇し、B/Cは1.31から1.11へ。算出根拠は原則公表へと運用変更へ。
私の3月の予算特別委員会の質疑を受けて、都は費用対効果の計算をやり直すことになっていた、石神井川上流地下調節池について、昨日、都の専門家委員会が開催されました。 ちなみに、都はこのやり直しの専門家委員会が開催されることを、私に事前に一切教えませんでした。私は他の市民の方から教えて頂き、知りました。私の3月の予算特別委員会での質疑がなければ、今も国にばれず、今回のやり直しの専門家委員会にはかることにはならなかったものですが、関心をもっている都議会議員に知らせないというのが都の
【独自】都は「そよ風」によるヘイトスピーチを知りながら横網町公園の占有を「許可」していた!都への占有許可申請資料の開示請求で明らかに。
6月8日の報道特集で、小池都政の検証として、小池知事が関東大震災朝鮮人追悼式への追悼文の送付を中止したことが取り上げられました。 小池知事は、2016年知事就任した2年目の2017年9月1日から、過去、東京都知事が送付し続けてきた、都立横網町公園で開催されていた「朝鮮人犠牲者追悼式」への追悼文送付を中止しました。つまり、都は東京都慰霊堂で営まれる大法要とは別に、隣で開催されている朝鮮人犠牲者の追悼式にも追悼文を送ってきましたが、あの石原都政でも追悼文を送付してきたのに、小池
【独自】10年1000億円投資の「石神井川上流地下調節池」の必要性・正当性はどこに?都は独自手法で不適切な被害試算を活用していたことが判明。
1 はじめに石神井川上流地下調節池について、東京都が、事業の被害試算の算出を国交省のマニュアルに反した独自の手法を用いり、その結果、この事業の費用便益分析(B/C)の数字が異常に釣り上げられているのではないか、を問題提起したいと思います。3月14日の予算特別委員会で東京都に質しましたので、備忘録的に残します。 石神井川上流地下調節池とは、平成28年3月の「石神井川河川整備計画」に位置付けられた、年超過確率1/20の規模の降雨に対応する施設。南町調節池と溜渕橋から上柳沢橋間