IGARASHI Takeshi

2000年から自転車を始め、レース歴は20年以上 嫁と子ども3人の5人家族 フルタイム…

IGARASHI Takeshi

2000年から自転車を始め、レース歴は20年以上 嫁と子ども3人の5人家族 フルタイムワーカーにつき主な練習は早朝~9時 オフトレには雪山登山とバックカントリースキー 趣味はDIYとか畑仕事とか養鶏とか狩猟とか 自然食品をこよなく愛する40代 まだまだ自己ベスト更新中

最近の記事

    • 持久力をつける|距離と時間を乗るための5ステップ

      何度も言いますが、100kmも乗れない選手が211kmのレースを走れるわけはありません。 ロングのレースに出ようと思うなら、まず距離と時間を乗れることが最低条件です。つまり、持久力をつける必要があります。 確かにレースを走る上で強度の高い練習は必ず必要です。ただ、ツールド福島や沖縄、ニセコなど長距離のレースになればなるほど重要な要素になるのが、持久力です。 とは言え、距離・時間が乗れるようになる=持久力をつけるには時間がかかります。少しずつ伸ばしていく必要があり、いくつ

      • ツールド福島211kmで勝つためのフィジカルパフォーマンス|現状と目標設定と目標の細分化

        持久系スポーツの中でも中長距離の強度耐性が求められるサイクルロードレース。競技特性上、フィジカルが9割と言っていいと思います。 どんなにいい体、いい機材、強いメンタルを持っていても、フィジカルパフォーマンスが劣っていては同じスタートラインに立つことはできません。何よりも優先してフィジカルを鍛え上げなければいけません。 とはいえ、時間はかかります。その日1日だけいいトレーニングができたからといって、明日急に強くなるわけではありません。また、どこまでパフォーマンスを高めればレ

        • ツールド福島211km|勝つための休日ルーティン

          起床 安静時心拍数の計測 ベッドに入りながら トイレ 大小出るまで待機…の間にスマホチェック 腕立て伏せ1セット 休日は一刻も早く練習に出たいので、大体腕立て伏せからはじめます。腕立て伏せはロード練の途中でも、ランニングの途中でも、道端でいつでもどこでもできるので… 水分補給 約300〜400mlくらい。レモン果汁を入れます 台所の片付け 前の日の夜にすればいいんですが。 しないこともしばしばなので、キレイにしてから練習に出た方が清々しいですよね。気持ちの問題です。

          ツールド福島211km|勝つための平日ルーティン

          起床 安静時心拍数の計測 ベッドに入りながら トイレ 大小出るまで待機…の間にスマホチェック 懸垂1セット 懸垂しない日は腕立て伏せ(景気付けに) 水分補給 約300〜400mlくらい。レモン果汁を入れます 台所の片付け、お弁当の準備など …しながら懸垂。ノルマは全部で20回×5セット=100回…を週2回) トレーニング ロード練、室内ローラー(パワーマックス)、ランニングなど シャワー 冬場は朝風呂…に入りながら朝食 着替え、身支度 …しながら朝食の続き。座

          ツールド福島211km|勝つための平日ルーティン

          ツールド福島211kmで勝つための体づくり②|食べもの以外のこと

          スポーツ選手って、マジメだと思います。 何をいきなり?と思われるかもしれませんが、真実だと思います。 トレーニングはもちろんのこと、食事にリカバリー、ありとあらゆることを考え、できる限りの工夫をしています。裏を返せば自転車のこと以外考えていないということなんですけど。 基本、お菓子やジャンクフードは食べないし、ジュースも飲みません。(よね?みなさん!笑)早寝早起きだし、寝室でスマホをダラダラ見るなんてこともしません。(ですよね?みなさん!) そう、食事やトレーニング以

          ツールド福島211kmで勝つための体づくり②|食べもの以外のこと

          自転車選手的体重の測り方|経過報告 (2024年1月3日)

          1月2日 66.0kg 1月3日 66.0kg 1月4日 66.7kg 2023年9月から始めた本気の取り組み。 1ヶ月で1kg。 兎にも角にも、体重は落ちました。 …だからいいってもんじゃないのは重々承知の上です。翌1月5日には67.0kgだったし…。でも、これだけは言わせて。努力が目に見えて結果になって現れることほど嬉しいことはありません。 というわけで、体重の計り方についてです。 みなさんは、いつ測ってますか? 朝ですか?夜ですか? 練習の前?練習の後?

          自転車選手的体重の測り方|経過報告 (2024年1月3日)

          自転車ロードレース|寒い時期のトレーニングで気をつけるべきこと

          この記事を書いているのは2023年の暮れでございます。 朝の外気温は氷点下。 まあ、それでも、あんな記事を書いちゃったもんだから練習はしないとな、という、いささか不純な動機でトレーニングにでる最近です。(ツラい) 寒かったり、痛かったり、こればっかりは仕方がないので耐えるしかありませんが、そんな中でも可能な限りトレーニングの効率化は図りたいところ。 ただ、寒い時期にはちょっとしたことでケガや病気になる可能性があるので、できるだけ不安要素は排除しておくことが大事です。(

          自転車ロードレース|寒い時期のトレーニングで気をつけるべきこと

          トレーニングの葛藤|雨降りの日は乗るべきか

          寒いし、汚れるし、強度はあがらないし…。 言い出せばキリがありません。 宮城県南部在住ですが、いくら暖冬とはいえ12月も中旬を過ぎれば朝方の気温は氷点下の日も珍しくはありません。 日中の気温は冷蔵庫の中より寒く、走れば走るほど手足がかじかんで痛くなり、次第に感覚は無くなります。 どんなに頑張っても、練習中に感覚が戻ることはなく、帰ってきてもすぐにお風呂に入ることすらできません。霜焼けになるので。痛みに耐えながら室温で手足の感覚が戻るのをじっと耐えなければいけないんです

          トレーニングの葛藤|雨降りの日は乗るべきか

          ツールド福島211kmで勝つための体づくり①|食べものについて

          お菓子をやめて、油物を控えて、トレーニングする。 これで1ヶ月に1kgは落とせます。 そんな単純じゃないでしょ?と思われますか?でも実際、これは本当です。というか、もっと本当の話をすると、トレーニングだってしていたし、食事だってそこそこ気をつけていました。 でも、「そこそこ」でした。 トレーニングや食事、どれくらい本気でやっているか? そう自問自答した時、自分の答えは「全然本気でやってない」だったのです。 今年43歳。厄年も終わりました この先何年走れるかは分かり

          ツールド福島211kmで勝つための体づくり①|食べものについて

          ロードレースで勝つための無駄のない体づくり|現状分析と目標設定そして目標の細分化

          目標とするレースがあって、目標を達成するためにすべきことがわかったら、あとはやるだけ。 簡単なことなんですけどね。でも、せっかく目標達成までのロードマップをつくっても、横道にそれてしまったり、そもそもロードマップが間違っていたりするもの。 なので、ロードマップがなければ作る必要があるし、定期的に自分の立ち位置は確認していかないとなと思ってます。 で、自分の場合、目標とするのはツールド福島。福島復興ロードレース211kmでの優勝、これ1本です。レースがスタートするその日ま

          ロードレースで勝つための無駄のない体づくり|現状分析と目標設定そして目標の細分化

          病み上がりのトレーニングで気をつけたいこと|焦ってはいけない

          インフルエンザに罹りました。 いや、たぶん罹っていたんだと思う。おそらく、十中八九。 11月24日(金)に3歳の長男が熱を出しまして。前日の23日祝日は、少し外で遊んでいた程度だったのですが、冷たい風にでもあたったのだろうと、「またいつものやつか」と思ってました。 ところが。日曜には嫁が、月曜の朝には長女が、火曜には次女が。そして水曜からは自分が…。なんか変な感じというか、若干の寒気がするとか予兆はあったんです。 というわけで、一家全滅。バイオハザードですか? 症状

          病み上がりのトレーニングで気をつけたいこと|焦ってはいけない

          【ツールド福島】 福島復興ロードレース211km レースで勝つためにすべき3つのこと

          レースで勝ちたいですか? 勝つことは、難しいです。 レースに出場する選手のレベル、コースレイアウト、天候などによってレースの難易度は変わりますが、小学生を相手にレースをするわけではありません。 年々レベルは上がっていますし、機材も進化しています。情報も多く、科学的根拠に基づいたトレーニングをみんなが実践しています。 と、誰かが表現していたのを思い出します。(宮澤崇選手だったかな…) 突然の雨、パンク、落車など不可抗力の影響も多分に受けるのがサイクル・ロードレースです

          【ツールド福島】 福島復興ロードレース211km レースで勝つためにすべき3つのこと