#2 とある一節に心を掴まれた、私の大好きな雑誌「POPEYE」の話
皆様こんにちは!
昨日、記念すべき初投稿を済ませ、本日は2回目の投稿となります。
初回の投稿には私のプロフィールなど簡単にまとめておりますので、もし宜しければこちらも合わせてご覧ください。
見出しの画像は、本日撮影したみなとみらいにある遊園地の乗り物です。
丸目のライトに滑らかな曲線美。
時代を感じるフォルムに惹かれ、ついつい撮ってしまいました。笑
前置きが長くなりましたが、本日は私が雑誌編集者を目指すきっかけとなった雑誌である「POPEYE」について語らせてください。
POPEYEとは
POPEYEとは、マガジンハウスから発行される日本の男性向けファッション雑誌・情報誌のこと。
木滑良久さんが初代編集長として、1976年に創刊。
月刊雑誌で毎月10日頃に発売しています。
noteを閲覧される皆様でしたら、ほとんどの方がご存じかと思います。
私がPOPEYEを好きになったきっかけ
私がPOPEYEをちゃんと読んだのは、社会人1年目の2022年12月頃。
実は結構最近なのです。
当時の私というと、中途半端に社会人生活を過ごすことへの不安から、平日と休日の境目がなくなるほどの本気で夢中になれる「何か」を必死に探していました。
好きなことの見つけ方的な自己啓発系の本を読んでみたり、身近な人たちに自分が何が好きそうかなどを聞いてみたり、朝に瞑想してみたりと、今思うと完全に血迷ってました。笑
そんな時期のとある休日、何かのヒントを探しに本屋に行き、これまでほとんど見てこなかった雑誌コーナーをウロウロしてみました。
その時、偶然1冊手に取ってみたのが「POPEYEの京都特集」でした。
パラパラとめくり、テキトーに京都のご飯屋さんをまとめたページで手を止めた時、「何度も通いたくなる店はなぜか大抵、誰かが教えてくれた店なのだ。」という文章を見つけ、一気に心を奪われました。
この瞬間は今でも覚えています。
あ、これ好きだ!って、本能で感じたような感覚でした。
夢中になるものって、やっぱり頭で考えてもダメでしたね。笑
それ以降、今に至るまでに色々な雑誌を読んできましたが、やっぱり私が一番好きなのは「POPEYE」です。
画像の雑誌は、持っているうちの半分程度です。
POPEYEを読むまで雑誌なんて一度も見たことなかったのに、見事にハマってしまいました。笑
特に心を揺さぶられた特集3選
私が読んだものはほんの一部ですが、その中でも忘れられない特集を紹介させてください。
2013年11月発売「大人になるには」
これから大人になっていくシティボーイ・ガールに向けて、POPEYEが思う大人についてまとめた特集です。
内容はちょっとした所作から、身につけるもの、内面の考え方まで、計100個にまとめられています。
一見堅そうなテーマですが、読者への押し付け感は一切なく、優しいクールな大人の先輩がこういう考え方もあるよ!って教えてくれるような特集です。
ほんの一部の大人しか知らなかった子どもの私が、こんなことを考えるかっこいい大人たちがいるのだと知るきっかけにもなりました。
2018年3月発売「20歳のとき、何をしていたか?」
著名な方の20歳の頃を振り返り、まとめた特集です。
今では有名なあの人も、若い頃には迷走し、各々道を切り開いていったのだと知り、すごく勇気を貰いました。
そして、この本を通して、現在はPOPEYE Webのエディトリアルディレクターを務める宮本賢さんのことを知りました。
宮本賢さんのように、こういう人間味を感じさせる雑誌を自分でも作ってみたい!
そう強く思い、私が雑誌編集者になろうと決意した特集でもあります。
同世代の迷える方には、是非一度読んでもらいたいものです。
これがたったの1,000円未満で購入出来るなんて、今でも信じられないほどの心に残る特集です。
2023年4月発売「いい仕事ってなんだろう?」
職業が多様になった現代において、各分野のプロたちに取材した特集です。
どんな職業であれ、本気で向かう方達は皆かっこいいのだと感じさせてくれます。
そして、こんな仕事もあったのか!とマニアックな職業についても触れており、自分の仕事に対する視野をぐんと広げてくれた特集でもあります。
なんでもっと早く雑誌に目を向けなかったんだろう。
そんな後悔すら感じさせてくれるほど、強く影響を受けた特集です。
感動するあまり、友人たちにも読んで欲しくて勝手にプレゼントしました笑。
もっと雑誌のことを知りたい
雑誌の世界は、私の想像よりも遥かに深いものだと思います。
POPEYEはもちろんのこと、ブルータスや東京グラフィティなども大好きですし、まだ出会っていないだけで魅力的な雑誌があるのだろうなと思うと、ワクワクが止まりません。
もしnoteの皆様が好きな雑誌があれば、是非コメント教えて下さい!
必ず読みます。
では、また明日!
今日も皆様の1日が素敵なものになりますように。
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