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本屋を定点観測すると世の中のニーズが分かる
皆様いかがお過ごしでしょうか。イガなおです。
今日は日本のサブカルチャーを浴びに渋谷に繰り出して来ました。
渋谷PARCOの6階には、ポケモンや任天堂など、有名コンテンツのショップがずらりと並んでおり、オタクの僕としては大興奮です。
やっぱりああいうフィクションが現実に同化する瞬間は心踊ります。
「え、来ちゃうの?ミュウツーこっちの世界来ちゃってるの?」
という強烈な違和感が心地よいです。
USJのハリーポッターとかも大好きです(ちなみに好きなキャラはアーサー・ウィーズリー(ロンのお父さん)。あの、普段優しいけれど、いざというときは頼りになる感じがかっこよいのです。)。
さて、今日は本屋を定点観測すると世の中のニーズが分かるよ、というお話をします。
先日読んだ、藤原和博さんの著書「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」の中に、「週2冊の本を読み、本屋を定点観測せよ」という節がありました。
情報収集の手法として、ネットの情報は断片的なものが多いので、体系的な知識獲得のためには本がベストだよ、というお話ですね。
あとは、優秀な人が出した本なので、変なことが書かれているリスクが極めて低いので、ネットのように情報を精査する必要がないというメリットもある(個人的にはこっちのほうが大きい)といったことをおっしゃていました。
また、ベストセラー本は、≒世間に注目されている内容が記述されているので、それまんま世間のニーズとなります。
レジの前や本棚の全面に、どんな本が陳列されているかを定期的にチェックすることで、精度の高いマーケティングが出来るようになります。
アーティストにとっても、最新の社会問題を敏感に察知することは大切なことのように思います。
今は、昔からのベストセラー(話し方が9割など)を除くと、決算報告書の見方や、これからの働き方に関する本が人気があるようです。
コロナの影響もあってか、投資や今後のキャリアにについての関心が高まっていることがわかります。
遅かれ早かれ、元々こうしたアメリカ的な経済にシフト(社内でのキャリア形成→社会全体を意識したキャリア形成、メンバーシップ型→ジョブ型雇用)すべきではありましたが、コロナをきっかけとして、時代が5〜10年進んだことに関しては、日本にとって喜ばしいことだと個人的には思います。
ただ、法律(労働基準法等)や会社の体制(人事制度等)が時代に追いついてない感は否めなく、そこがこれからの課題なのかなと、ぼんやり考えました。