【医学部受験】合格するために重要なこと
まずは娘の医学部受験を終え「合格するためにはコレが重要!」と思ったことを記しておきたいと思います。
1.本人の強い意思
正直、これに尽きると言っても 過言ではないと思います。
医学部受験は想像以上に過酷でした…(見ている親も)
自分自身に
★絶対に医師になりたい
★絶対に医学部に入りたい
★絶対に○大医学部に入りたい
という気持ちがないと、頑張り続けるエネルギーが持たないし、乗り越えるのはなかなか難しいのではないかと思います。
もちろん、地頭が良く 「それほど頑張らなくても合格できたよ」という方もいらっしゃるかと思いますが…
そして、無事合格出来た後、医学生になってもハードな勉強は続きますし、医師になっても常に勉強をし続けることは必須、かなり忙しい日々を送ることになるのだと思います。…永遠に大変かも?
覚悟が必要です。
ちなみに、親が「子供を医師にしたい」というご家庭もたくさんあるかと思います。でも
親の熱量 > 子供の意思
だと、なかなか厳しいのでは…と感じました。
個人的には、そのような場合「勉強しなさい!」とか「医学部に入りなさい!」と圧をかけるよりは、本人が自分自身で「医師になりたい」と思うよう、働きかけるのが一番ではないか?!と思います。
2.効率のよい勉強
「一日10時間」などとよく言いますが、時間だけ費やして勉強した気になっているだけでは合格できません。 常に「合格するためにいつ何をすべきか」 を考え、計画的に、戦略的に時間を有効に使うべきかと思います。
3.心身ともに健康であること
当たり前のことですが 試験を受けられなければ合格できません。
まず、試験当日、会場に行き試験を受けられる自分でいること!これがとても大切だと思いました…
娘は二次試験前日の夜、 胸がドキドキして寝られない、と夜中に起きてしまい、当日朝もガチガチ。 最後まで試験を受けられるだろうかと心配しながら送り出しました… 何とか合格できてホントによかったです。
また、以前読んだ娘の先輩の合格体験記には、前期試験1週間前に交通事故に遭い、ぶつかった瞬間に『受験終わった』と思った、当日まで何が起こるかわからないから気をつけて、と書いてありました。
病気になってしまうと勉強は予定通り進みませんし、例えば、利き手をケガして文字が書けない、等、健康でないとハンデが大きいです。
試験当日、試験を受けられなければ頑張ってきた受験勉強の日々も水の泡…
まずは体調万全で当日を迎え、会場に行って、無事、試験を最後まで受け終えること!これが何より大事なことだと思います。
さらに緊張せず全力を出せたらなお良し!
4.家族の応援
これは、保護者のことになりますが…
受験勉強に集中できる環境作りは大切かなと思います。
家庭のいざこざなど、不安材料によって勉強できるはずの時間が関係ない悩みに費やされてしまうのはもったいないと思いますので…
受験生として過ごす1年間は、模試結果に一喜一憂したり、勉強ばかりで嫌気がさしたり、自信を失って志望校のことで悩んだり、と、個人差はあると思いますが、気分の浮き沈みを経験することになると思います。
そんな時、家族が常に大きな心で
「大丈夫だから、頑張れ!」
と支えてあげられたら、きっとうまくいくのではないでしょうか。
私自身は、本人と一緒に一喜一憂してしまったり、メンタルケアが面倒になってイライラしてしまい、さらに気分が下げるようなことを言い放って喧嘩になったりしたこともあったので、反省しています。
本人からすると
「基本、余分な口出しNG。話は聞いてくれるだけでいい」
とのこと。
受験生が親にしてほしいと望むことは
「塾の送迎と食事の用意だけ」
と予備校の説明会で聞きました…
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