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医学部CBT対策【基礎編】染色法 HE染色、グラム染色、組織診、細胞診

こんにちは。盆栽医学生です。

今回はCBTでよく狙われる染色法についてまとめました。

PDFのダウンロードも可能なのでぜひ学習にお役立てください。

1.組織診と細胞診

組織診:HE染色PAS染色

細胞診:MayーGiemsa染色(血球を見るのに適している。)

パパニコロウ染色(扁平上皮癌でオレンジに染色されるため、肺がん、子宮頚がんの診断に有効)


特別な染色法

・血球


顆粒球:MPO(ミエロペルオキシターゼ)染色お

赤血球:鉄染色

単球:エステラーゼ染色

・微生物


一般細菌:グラム染色

抗酸菌:チールネルゼン染色

非定型(レジオネラ):ヒメネス染色

真菌:グロコット染色

原虫:MayーGiemsa染色(血球に侵入した虫体が観察できる)


3.消化器系の染色法

食道がん:ヨード染色 ※病変部が染まらない❗️

肝機能:インドシアニングリーン

胃がん:インジゴカルミン染色

大腸がん:クリスタルバイオレット


PDFダウンロードは以下のリンクから↓

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