薬剤師国家試験の勉強法
この記事は
●まずはじめに
●この記事の対象者
●使用教材
●勉強法
●(古いですが)第100回薬剤師国家試験で思ったこと
●薬剤師国家試験を勉強する上での注意ポイント
という構成で作成しました。
●まずはじめに
今回は薬剤師国家試験の勉強法について過去にまとめたものを記事にしました。
僕は私立の薬学部に通っていて、6年生の時は薬ゼミやメディセオという薬学予備校の先生が週3回ほど学校に講義するスタイルでした。
ただ、聴講している際思ったのが、
・講義内容が被っている
・1時間〜1時間30分の講義で青本範囲70ページくらいしか進まない
ので、あまり効率がいいとは言えないなと思いました。
さらに僕は私立の医学部編入試験を6年の10月末に受験していたので、本格的に薬剤師国家試験の勉強を始めたのが11月ということがあり、もっと量をこなさなければいけないと考え、自習:聴講=1.5:8.5くらいの割合で勉強を進めて2/28、3/1の薬剤師国家試験に合格しました。
●この記事の対象者
この記事は、
薬剤師国家試験をそろそろ勉強していこうかなと考えている薬学部4年・5年生で勉強の流れ・概要が知りたいと思う方が参考になればと思います。
勉強法で使用する本は下記に記載している教材ですが、他の薬剤師国家試験対策本でも応用できると思います。
少し第100回と古いのですが、十分に今後の薬剤師国家試験にも使えると思います。
●使用教材
・薬剤師国家試験対策参考書(青本)薬学ゼミナール
・薬剤師国家試験対策領域別問題集 薬学ゼミナール
・薬剤師国家試験模試(確か4−5回受験したと思います)
・過去問4年分くらい
●勉強法
青本1周目
① サラーッと読んで内容理解に努める(あくまで読む感覚で、赤で書いてあるところを必死に覚えようとせず)。
② 確認問題、練習問題でよく出る問題や傾向を把握していこう。
青本2〜3周目
① 1周目で確認問題、練習問題でよく問題として出てきたところを中心にインプット!(全部真面目に読んでいたらキリないよね…,)
② 確認問題、練習問題を解いてアウトプット!
模試・過去問
① 青本2〜3周したら模試と過去問をある程度解けて、間違えたところでも解説見て理解できるレベルにはなっていると思います。
② 解いて、解答見て、青本と並行して間違えを復習していこう!!
模試や過去問の解答と青本を見比べることで、何処にどのように書いてあったとか、その周辺知識を確認できるので、解答だけ見て納得するより頭に残りやすいのでこの作業はサボらないように!
実務
① 薬剤師国家試験において実務は青本に書いてなかったり、隅っこに書いてあるものを出題したりも多々あるので、実務は聴講をオススメします。聴講で医療界のトレンド、時事ネタをチェックできますので。
② その他にもm3.comなどの医療サイトで少しずつ時事ネタを勉強のスキマ時間に見るのもオススメ!
●(古いですが)第100回薬剤師国家試験で思ったこと
・物理化学生物でみんながここは出題ないだろうという基礎問題が結構出ていた
・生物に関しては高校範囲から結構でていた
・衛生学はなかなか難しかったと周りの人は言っていた
・その他の科目は第99回と比べてそこまで難易度は変わらなかった。
●薬剤師国家試験を勉強する上での注意ポイント
① 薬剤師国家試験では暗記するための語呂がいっぱいあるのですが、ゴロに頼りすぎないこと(本質を理解してなかったら、応用が効かない)!
② まとめノート等作るのに没頭しすぎないこと!(時間無駄、まとめるにしても何回問題解いても同じ間違えをしたりするものだけ厳選しよう!)
③ 蛍光ペンなど引かない!
既に赤で書いてあったりするところに蛍光ペン引いたりって意味あるのかなと…(もともと私自身蛍光ペン等使用しないタイプってこともあるかもしれませんが)。蛍光ペン等で引くことでそこだけに目を向けてしまい、全体の流れが把握しにくくなるので、1、2周しかしてない段階ではなおオススメできない!
この記事が薬学生の薬剤師国家試験の勉強に役立てればと思います。また色々気づいたことなどがあれば順次追加していこうと思います。
転載はご遠慮ください。