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登山:「西大巓・西吾妻山(冬山)」2023/12/30 ※公共交通機関のみ

今年最後の登山は福島県の西吾妻山。1か月前から宿と高速バスの予約をして、天候を見極めながら3日前に決行を決定。東京からの往路の高速バスは既に満席に近く、混雑しているので北千住から新越谷まで東武鉄道で行き、そこから高速バスで郡山に向かうという特殊なコースを考案。前日は郡山のビジネスホテルに宿泊。
翌朝猪苗代まで鉄道で向かい、グランデコの無料シャトルバス、有料のゴンドラを乗り継いで、ようやく9:45に登山開始。ゴンドラの最終が15:30に設定されているため、西吾妻山に行けない時間になったら、躊躇なく下山開始する前提。

天候は午前中は曇り、午後は晴天の予報。猪苗代駅ではまだ雨が降っていたが、予報通りスキー場では雨は止み、晴れ間が見え始めていた。SCWの予報精度は非常に高い。スノーシュー装着は安達太良山以来。西大巓到着は 11:40頃で視界は悪い。もう少し時間があるので、西吾妻山を目指す。先行者のトレースがあるものの、スノーシューは取り回し利かず、と言っても他の手段があるわけではなく、なかなか難儀な場所もある。

空は濃紺。スノーモンスターたち

西吾妻山に向かう途中、急速に天候が回復し、ものすごい景観に遭遇。あと15分ぐらいで山頂かというところだったが、体力的に戻りの余力が少なく、何より良い写真が撮れたことから、満足して引き返すことに。

別の惑星のような暗い青空

昼間の景色で、空の広い範囲が単一色で覆われているということは普通はないのだが、空は濃紺と言うより黒に近く、スノーモンスターと相まって別の惑星にいるようだった。空に向けて写真を撮ると、昼間なのにいくつかの星が写り込んでいた。

西吾妻山側から見た西大巓

快晴無風の中、西大巓には13:20頃に戻り、先ほどは雲の中で見えなかったパノラマを堪能した後、下山。ゴンドラ山頂駅への下山は14:30頃。休憩したり装備を整えたりして、16:00の路線バスで郡山へ。ここは15:50の猪苗代駅行きの無料シャトルバスに乗れる時間だったので、そうするべきだった。18:15の郡山からのバスに間に合うか不安だったので、猪苗代駅で下車し、鉄道で郡山に。このルートだと余裕で高速バスに乗れる時間に着く。帰りは乗客が3~4名しかいず、閑散としていた。途中もほとんど乗り降りなしで、予定よりも30分くらい早く新越谷駅に到着。今回も落し物をせず、無事に帰ってこれた。

2023年はNoteに記載していない山も含めて以下の山に行くことができた。

  • 01/07 熊本県:阿蘇中岳、高岳

  • 03/05 栃木県:那須岳、朝日岳

  • 03/11 岩手県:岩手山(未達)

  • 06/18 岩手県:岩手山

  • 07/17 群馬県:日光白根山、前白根山

  • 07/30 北海道:斜里岳

  • 10/08 青森県:岩木山(麓からの登山は初)

  • 11/24 奈良県:八経ヶ岳、弥山

  • 12/30 福島県:西大巓、西吾妻山(未達)

百名山で言えば、いよいよ簡単には登れない、行けない山が増えてきたので、大けがしないうちに、どこかでやめなければ。

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