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ゴルフって意外と奥が深いのか、、、? vol.497

今朝ラジオを聞いていてふと思いました。

私自身はゴルフをした経験がないので、あまり大々的にゴルフについて語るなんておこがましいのですが、それでも何となくそう感じずにはいられなかったのです。

その気になったセリフがこちらです。

「ゴルフはやっぱり、奥が深いんですよね。」

「すべてのボールが止まっている瞬間から打たなければいけないので。」

「静から動のスポーツなんですよ。」

思うところを書いていきます。

テニスにも精通?

ここで、どうして奥が深いと感じたのか。

ラジオのセリフそのまんまを鵜呑みにしていたわけではなくて、静から動という聞き馴染みのある言葉で反応をしました。

実はテニスにも「静から動」の瞬間が毎プレー存在します。

サーブです。

テニスのサーブは手に持った状態からトスを上げ、そのボールを打ちます。

ストロークやボレーといった相手が打ってきたボールを打つわけではないので、相手の力を利用して返球するというのができません。

テニスの中で最も静から動の動きに近くなるので、自分自身の技術、パワー、メンタルに非常に左右されるのです。

サーブを打つ角度が1度ずれただけで、本来はいるサーブの入射角が変わり、入らなくなるとも言われています。

つまり、とことん打って自分のフォームが確立すれば、技術面はいいのですが、それ以外にも毎ポイント変化するメンタル、日々鍛え続けなければならないパワーも必要になってくるのです。

まったく同じサーブを打ち続けるのは相当難しい。

テニスの中でも最も奥が深いショットと言えるでしょう。

聞き逃していた世界

きっとこれまでであれば、聞き逃していたはずでしょう。

最近、読んでいた本のおかげでそこにも気づけたのかもしれません。

その本の書評はまた今度するとして、この気づきは”具体と抽象”という観点から持ちえたものだと考えています。

これまではテニスという限られた抽象概念の中だけで、その動きについて考えていました。

だから、テニスの中での動から動、テニスの中での静から動しか考えていなかったのです。

それが、この”具体と抽象”考えが注入されたので、この動から動、静から動の上位階層にある抽象概念の先に、テニスだけでなくゴルフがあると気づけたのです。

そう考えると、テニスだけをがむしゃらにやるテニスバカは損な気さえもします。

いろいろなものを学びながら、さまざまな経験をして、自分の体験を抽象化したりより具体化していける方が、技術もパワーもメンタルも上昇するはずです。

テニスで世界を見るのでなくて、世界をテニスという色眼鏡で見たときに見えるものが増えていくのでしょう。

これが、具体と抽象の考え方なのです。

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