嫌な時にやってくるあいつとの戦い方 vol.679
普段から生活していると、これをやらなきゃいけないとなった時にめんどうくさいと感じる瞬間はありませんか?
家に帰ってソファに座ってしまった後のお風呂、人にすべき連絡だけど少し心苦しいような内容の時、スケジュール調整など、その場面はさまざまです。
しかし、このめんどうくさいと思ってしまう正体は意外にも簡単なものでした。
今日はめんどうくさいの正体について同僚から聞いた話をまとめつつ、自分の意見を書いていきます。
めんどうくさいの正体は分からない
そもそもなんで私たちはめんどうくさいと感じてしまうのでしょうか。
それは、脳みそが今の状態からめんどうくさいと思っている行為に到達するための道順が分からないからと言われています。
例えば、家に帰ってソファに座ってしまった後のお風呂がめんどうだと感じるのは、まずソファを立って、お風呂を沸かし、着替えとタオルを用意して、お風呂が沸いたら、服を脱いで入る。
という一連の流れを考えなくてはなりません。
頭ではこれらを全てお風呂に入るという行為として認識しているために、何からすればいいのか分からないというふうになってしまうようです。
意外と、私たちの日々行なっている動作はまとめられた行動となっているのです。
物事を細分化し、順番立てる
では、このめんどうくさいを乗り越えるためにはどうすればいいのでしょうか。
これは、このたくさん詰まっている一連の行動を細かく分けて、一つずつ指示を出す他ないそうです。
つまり、お風呂にすぐに入るためには、お風呂にはいろつお思うのではなく、まず、ソファから立とうという指示を出すのがいいわけです。
そして、その後の行動も順序立てて効率よく指示をしていく。
これがめんどうくさいを打破する方法です。
そしてこれを論理的思考力と呼ぶのでしょう。
動き出した歯車は回り続ける
とは言っても、私はめんどうくさがりだからできないはずと思う方もいるでしょう。
しかし、それは大きな間違えです。
例えば勉強を考えてみた時、やる気が出して勉強をすることもあるかと思いますが、あまり長続きはしないのではないでしょうか?
つまり、やる気があるから勉強ができるのではなくて、勉強をするから徐々にやる気が出てくるのです。
めんどうくさいは始めるまでには頭の中をぐるぐると、海辺のサンドイッチを狙う鷹のように離れずにいますが、いざ始めてみるとそれもいなくなります。
始めてみればめんどうくさいもなくなるのです。
嫌な時にやってくるあいつは、しっかりとどんなやつかを理解してやるといい時間の過ごし方ができるものです。