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原点回帰、多面展開 vol.558

私がこれまで学んできた中に唯一無二の他には変えられない学びがあります。

それを学ぶかどうかは出会うタイミングが大きく左右されるもので、異なる時期の私だったら学んでいなかったかもしれません。

しかし、それを学ぶタイミングしっかりと重なったとき、自分の人生すらも変えて好転してしまうひらめきに満ちた学びとなります。

今日はそんな学びの基本中の基本を改めて学ばせてもらいましたので、それを学んでの心情を書き留めていきます。

メガネの度を合わせるように

全てがつながっている。

一言で表せば簡単にそう表現できるはずなのに、実のところこれが思った以上に理解するのも伝えるのも難しい。

最近のしっくりきている考え方で言えば、具体と抽象、マクロとミクロの視点の使い分けなのでしょうが、これを個々の生活レベルに落とし込むと言うのが非常に難解です。

それでも絶対に納得できる点があるはずです。

何か、チャレンジしたいこと、悩んでいること、改善したいこと、現状打破したいこと、人はいつでも何かしらの自分のテーマと向き合って生きているはずです。

向き合えていないにしても、何かしらのテーマを持っています。

持っていないと言う場合には、それが見えていないだけであって少なくともそれが生活の一部として組み込まれているのは間違いがありません。

ただ単純にピントが合っていないだけ。

ぼんやりとしたどの合っていないメガネでは、そこに何かあるのかどうかすらも見分けられない可能性もあります。

そういったメガネのピントを合わせてあげられるようになるのが、この学びなのです。

そしてここから始まる目に見えない力こそが、生きるために必要な力となっていくのです。

言葉は世界を変える

陳腐な自己啓発本やよくわからないインフルエンサーはこう口にします。

「言葉は世界を変える」

確かに間違ってもないですし、そう言う見方をできないわけでもありません。

しかし、どこまでの世界を見て、そう発言しているのか。

自分の唇から発せられるその言葉でさえも、さまざまな力を持っていると言う事実を理解した上での発言なのか。

どちらにせよ、その意味は誰もが深く心に刻んでおくべきだと私は考えています。

私たちは特にこれといった意識もなく言葉を使っていますが、その言葉に最も影響されているのは、何を隠そう自分自身なのです。

これは脳が主語や時間を判断せずに言葉にしたものを全て受け止めます。

バカと言った人がバカというアレと同じでしょう。

これは無意識なので、あまり実感は湧きませんが、確かに自分自身の発した言葉というのは、どこか自分を俯瞰して発せられた言葉のように感じる時もあります。

そればかりでなく環境や周囲の人の思考さえも変化させていくのです。

例えば、「めんどくさいな〜」という言葉が口癖であれば、あの人はめんどくさがる人だと周りに認識され、誘うことを躊躇い何かのチャンスなどは遠ざかるかもしれません。

「あれ絶対に買おう、欲しい」と口にしていれば、誰かがプレゼントでくれるかもしれません。

言葉にしてなければあり得ない世界です。

つまり、言葉は周囲も環境も、そして自分自身も変えてしまう。

ともすれば、自分の望む世界を自分の言葉から作り上げることができるのです。

私自身、2年前にこの衝撃的な事実を疑心暗鬼の中信じ込み、「暇だ」と連呼して言った結果、現在暇で余暇を楽しむ人生を送れています。

言葉次第で行動も習慣も運命も人生も変えられるのです。

多面展開

それでも時に、自分の望む行動に移せなかったり足枷が働いてしまう時もあります。

当然です。

たとえこれが分かっていても、いや真に理解しきるというのはそもそも無理かもしれませんが、私たちの意識というのはそこまで便利なものではありません。

時として、自分の思わぬ方に引っ張られたりしてしまう時もあります。

私そうでした。

何かをやりたいという思いはあっても、なぜかそれを実行に移すまでが非常に腰が重くなってしまいます。

それも自分の一面だと分かってはいても、やはりなんとかしたいなと感じる部分でした。

最近は誰かの力を借りて、わざとお尻を叩いてもらうというやり方も覚えましたが、自分の力でも乗り越えたい。

やり始めればなんだかんだやるんだからと思っていました。

これが、私の中の抑止力となる一面です。

ドキドキ、ワクワクすることは思いついても、行動に移せない、移さない。

自分の思考の及ばない範囲は苦手とし、情報を集められなければそこは踏み込むべき場所ではないと思ってしまう。

それでも、初めて終えばなんとかなるのに。

人は誰でも多面展開。

サイコロのように全ての面を同時に見ることは叶いません。

それでも、全ての面を自分が持っていて、どの面を出すかを選ぶことはできます。

当然、1のを出せば6の目は隠れます。

でも、それが人というもの。

時として弱みは強みに、強みは弱みになり得るのです。

言葉は鏡、目の前の人を思えば自分を豊かに

改めて、人と繋がると言う価値を感じました。

自分の面を理解して、自分の今を噛み締めて、自分のテーマと共に生きる。

これこそが人生をより豊かにしていくために必要な所作。

そして、それは一人よりも二人、二人よりも三人がいい。

お互いに言葉の鏡によって、共通のテーマが見えてくるからです。

行動に移せないのであれば、まず自分から。

時間はあるのだから、意識的に時の流れにただ乗るのでなく、どの波に乗るのかを選び続けようと決意しました。

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