先生は本当に忙しいのか(54日目)
試験前ということもあり、部活動も広報活動もなく、土日は休み。
そして、月火と有給を取り、夢の4連休を謳歌しています。
こう言うと、「そんなに休み取れるとは暇だなぁ」と思われるかもしれません。
そうです、暇です笑。
というより、意識的に暇にしています。
これが、人生においても自分の生き方としても必要不可欠な時間なのです。
完全休暇のない教員
学校の先生には、完全なる休みがありません。
というのも、職場と家が近ければ近い分だけ、私生活で生徒や保護者と会う可能性があるため、身なりなど意識しなければなりません。
また、〝あの先生しか分からない〟というような仕事が発生しやすい職種のため、休みなどお構いなしに、同僚から連絡が入ります。
自然と職場とのつながりを感じながら、休みを過ごさなければならないのです。
私は、生徒とは休みだろうが会っても嬉しいし、むしろホームルームや授業だけであれば休みはない方が好きなのですが、事務作業は大して好きじゃありません。
だから、意図的にシャットアウトすることを意識しています。
携帯を全く見ない時間を作ったり、好きなロードバイクに乗ったり、テニスしたり、温泉に行ったり、読書したりと言った具合にです。
何を大事にしたいのか
そもそも、本当に先生は忙しいのでしょうか?
こう言ってしまえば、多くの反感を買うかもしれませんが、素直に一度自分の仕事を振り返ってみましょう。
私自身も1年くらい前までは、この言葉を吐いた人に、「喧嘩を売っているのか?この窓際教員」と怒りをぶつけていたかもしれません笑?
でも、自分の仕事を見直し、自分が何をしたいのかを考え、どう生きたいのかを毎日向き合った結果、大幅に仕事量を減らすことができました。
自分の仕事量を減らしたところで、何も弊害はありません。
むしろ以前よりも、生徒とも他の先生とも関係は良好。仕事も順調。プライベートも充実しています。
現状打破のため、何から始めるか
現状を変えたいのであれば、具体的にまず何を始めるべきか。
1つは意識を変えることです。
忙しい人の口癖ではなく、時間を有意義に利用している余裕のある人を想像して、言葉から変えていくのです。
最初のうちは、何も変化が見られず「こんなことの意味があるのか」と思うかもしれません。いい習慣はすぐには身につきません。地道に自分の意識の奥底まで浸透させるように、少しずつチャレンジしてみてください。
次に、やりたかったこと、時間があればやりたいことの予定を先にスケジュール帳に書き入れましょう。
やりたくないことや、自分が必要だと感じていないことは否応なしに舞い込んできます。
しかし、そこにあらかじめ動かせない自分の予定が入っていた場合にはどうでしょうか?
その予定を動かさずに別日で、設定することになるでしょう。
結果として、自分の時間を確保できるようになるのです。
私は、有給を使って何をしたいかは決めていません。でも、あえて休みを取り、自分のために使うんだと意思を決めることで、とても有意義な時間を過ごせます。
仕事に忙殺される現状を変えたいのであれば、騙されたと思って、今一度自分を見つめ直し、こんな時間の使い方をしてみてはいかがでしょうか?
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