愛をもって褒めちぎれ
コミュニケーションには3種類あります。
➀苦手な人と合わせるコミュニケーション
➁合う人とのコミュニケーション
➂自分とのコミュニケーション
多くの人が、➁、➂ばかりに注力してしまい、➀を疎かにしてしまいます。
これまではそれでも、どうにか生活できていましたが、これからはマスメディアからマイクロメディア優位の時代です。
情報を幅広く全員が手に入れるのではなく、誰でも情報が手に入るからこそ、選り好みがでてしまいます。
その結果、自分の得意分野は得意に、苦手分野は無知になっていくのです。
そうして、生まれた専門家たちは自分の知識を話すために、似たような友人とつるむようになります。類は友を呼ぶです。
結果、冒頭でも言いました通り、➀のコミュニケーションが疎かになっていきます。
知識や情報が偏ったとき、人は世間知らずになります。
だからこそ、これからはそういった人ともコミュニケーションを重ねながら、新しい知恵を生み出していき、お互いにアップデートしていくのが大切なのです。
まずは自分を知ることから
コミュニケーションをしていくには、相手がどんな人かを知る前に、自分が普段どんなコミュニケーションをしているのかを知る必要があります。
話題を振って一歩引くタイプなのか、話の流れを見て盛り上げていくタイプなのか、静観してポイントで拾っていくタイプなのか。
自分のコミュニケーションを知って構造化できることで、得意不得意が分かり、コミュニケーションの質を高めることができるのです。
自分を知ることは、自分がコミュニケーションをしやすくなるだけでなく、その場にいる人全員のコミュニケーションスタイルと比較して、どう活かせるのかを考えることにもつながります。
つまり、自分を知ることが場全体を盛り上げていくファシリテーションの能力の向上にもつながるのです。
コミュニケーション最強の武器
コミュニケーションにおける最強の武器は”褒める”ことです。
それも、ただ表面的に褒めるだけでは意味がありません。
相手のことを思って、無条件の愛をもって褒めるのです。
苦手な人、嫌いな人に対して、そんなことは難しいという意見もあるかもしれません。
そんな時には、なぜ嫌いなのか、なぜ苦手なのかを考えて見ましょう。
考えたとき、それはあなたが頑張って帰られるものでしょうか?
おそらくそれは難しいことだと思います。
相手と過去はどんなに頑張っても変えられません。
ですから、自分と未来を変えることに注力して、日々の生活に磨きをかけていくのです。
まずは、1日1褒め
1日に1回、目の前の人をほめることから始めて見ましょう。
そこに損得はありません。無条件の褒めることが相手を幸せにして、自分自身の幸せをも生み出すのです。
褒めることのメリットやテクニックは、また次の記事でお伝えします。
1日1褒め。これをくり返すことによって、確実に信頼が生まれます。
毎週日曜日だけ7時間勉強する人と、毎日1時間コツコツと勉強する人がいたとき、どちらの学力に信頼を持てるでしょうか。
コミュニケーションは大きさではなく、回数です。
”昨日の敵は今日の友”ともいうように、気づいたときには、その苦手な人が最も信頼できるパートナーに変わっているかもしれません。
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