対話から全てが始まる(61日目)
先日、覚悟を決め、今日例の記事を校長に見せました。
当然ではありますが、校長はご立腹。
話し方や伝え方にもう少し配慮が必要だろうとのことでした。
しかし、私がその想いに至った経緯などを話して、お互いに誤解があったことが分かりました。
校長も私も1人の人間、お互いに思い込みはあるので、その思い込みを今回の記事を見せることで、少しでも払拭して、腹を割って話し合いたいという私の第一目標はクリアできました。
学校を良くしたいという想いを否定したり、身の保身に走るような管理職でないだけでも、心強いです。
見えてきた次の課題
校長である以上、当然たくさんのしがらみを抱えています。
今日直接お話をしたことで、その多くも見ることができました。
実際にたくさんのコミュニティで多くの先生方の話を聞いてきましたが、身の回りにいる人物で感じることと重ねることで、改めてその障壁を実感しました。
さまざまあるのですが、探究を進める先導者が探究に対して共通の見解を持っていない。どちらかと言うと否定的であると言うのが見えました。
探究活動を進める上で、否定派がいるのはもちろん理解しています。
しかし、それを推進する長がそうとなっては非常に厳しく、高い山となりそうです。
善は悪、悪は善、表裏一体なもの
理解はしていたつもりですが、誰かにとっての善は、誰かにとっての悪となります。
教育にとっての最善策、ベストはないのかもしれません。
いや、全員がベストを持っているからこそ、より良いもの、ベターを目指し妥協やすれ違いが生まれてしまうのでしょう。
だからこそ、絶対的に対話が必要なんだと思います。
そしてこれこそ、探究のあるべき姿なのです。
私たちがそのプロセスを体感することによって、真の探究の活動を身を持って経験していき、より良いものが生まれてきます。
ガイドゲームによって見えてきた想い
そんな想いを抱きながら、本日ガイドゲームをしました。
ガイドゲームは、一見関係のないような哲学的な問いに対して、直感のままに話すことで、その人の本質的な想いや意見に気がつくことができる、富、名声、権力を超えたところの究極のゲームです。
私が今日のガイドゲームに挙げていたテーマは、この新しい障壁に対して自分の想いを共有して良いものにできるのかという不安でした。
しかし、今日のガイドゲームを通して、
◯自分の思いと反することが出てきた時に、認められるかどうか、そして一蹴されないかどうかが不安。
◯完全にシャットアウトされるのではないかという不安。
◯なぜそれをやりたいのかという思いを互いに共有したい。
という奥底にあった気持ちが見えてきました。
覚悟を決めて決断をすれば、あとは行動があるのみ。
私は一人ではない、決して多いとは言えないかもしれませんが、想いを共有できる同僚、アソシアというコミュニティの仲間、そのほかにもたくさんの心の支えがあります。
明日からの行動を決意する、そんな1日になりました。
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