頑丈な人
勝手気ままに生きている。
やりたい事をやりたいようにして暮らしている人間である。
何故、自分は生き延びているのか……と不思議に思うほどだ。
人間というものは、意外と死なないものらしい。
幼少の頃には祖父母の家にある蔵の屋根から落っこちたし、中学生の頃には自転車で転んで坂を転げ落ち、高校生の時には車に撥ねられた。
それでもせいぜい擦り傷程度で済んでいる。
人間とは頑丈なのだ。
それだけに、死というもののエネルギーは凄まじいものを感じざるを得ない。
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