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リスク対処法へのリスク管理

こんばんは。今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきまして
ありがとうございます。

先日、「預金者・投資家保護のしくみ」ということで銀行の預金や証券会社に預けている有価証券について記事を書きました。

人生における五大支出とは?


ただ、金融資産と言えば忘れてならないのは「保険」だと思います。
人生で代表的な高額な支出としては家、マイカー、老後資産、保険!そして教育関連と言われています。

人生のリスク管理

すべてのことにリスクがないもの等無いと思いますが、リスクの管理の思考法の一つとして以下の手順が挙げられます。

 ①リスクの確認
 ②リスクの測定
 ③リスクへの対処
 ④対処計画を実施及び見直し

リスクの確認というのは勿論、「人生をどう生きるか?(イシュー(課題)は何か?)によって見えてくるものは違うと思います。

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企業勤めであるか?専業主婦(夫)なのか?個人事業主なのか?年齢は若いのか?中年なのか?高齢なのか?親の支援はあるか?家族構成は?

ご自分の立場によって優先するリスクの項目も違ってくると思います。

リスクへの対処方法の一つとしての保険商品

その人生のリスクへの対処方法の一つとして保険商品がありますね。
保険に入っていない方は実はほとんどいらっしゃらないのではないかと思います。

保険というと生命保険、損害保険、そして第三の分野と言われている医療・介護分野があります。

保険を選ぶとき、営業で薦められたから入った、家族・友人が保険の営業で進められて入った、人生を描いた時に必要だから入った、貯金商品の保険なので入った等様々な動機があると思います。

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保険の補償範囲も検討して入られる方もいるでしょう。

YouTube、Web、その他勧誘時にこんな保険不要だ!だから私の保険商品入りなさい!みたいなポジショントークもありますね。

でも、上述の通り、

自分の人生の課題が何であるか?

という判断の中でのリスク管理の一つが保険商品ですから、不要かどうかは実際にはパッとは判断できないと思います。

保険会社の信用確認(ソルベルシー・マージン比率)

保険会社はこのようにリスク管理の手段の一つなので、保険会社が信用低下し、無いことを願っていますが、実際には倒産するといったリスクも考慮する必要があると思います。

もしかしたら既にご存知かもしれませんが、

保険会社の信用度を確認する指標としてソルベルシー・マージン比率があります。

は以下の数式で計算されます。


ソルベルシー・マージン比率(%)
  =保険会社が保険金を支払う能力(ソルベルシーマージンの総額)
           ÷
   通常の予測を超えるリスクx1/2
           ×
          100%

保険会社が保険金を支払う能力(ソルベルシーマージンの総額)に含まれるもの:
 ・予定利率リスク(契約者にお支払いする利息)
 ・資産運用
 ・経営管理リスク
           
保険金を支払う能力に含まれるもの:
 ・資本金
 ・価格変動準備金
 ・危険準備金(保険を支払う件数が急増した時の準備金)
 ・貸倒引当金
 ・株式含み益
 ・不動産含み益リスク

となります。ソルベルシー・マージン比率が200%以上であれば一応安全圏と言われていますが、200%未満の場合は早期是正措置が出る場合があります。
但し、小規模でリスク度の小さい保険会社では数字が大きく出ることもあるので万能ではありません。

そんなの分かるか!
計算できない!

なんて声が沢山上がって来そうです。
「保険の窓口」にソルベルシー・マージン比率の比較が出ていましたのでリンクを共有しておきます。

ご自分の契約されている会社のソルベルシー・マージン比率は如何でしょうか?

ちなみに保険の窓口の創業者の方はソニー生命出身で、現在の窪田泰彦社長は東京火災海上保険(現あいおいニッセイ同和損害保険)ご出身のようです・・・。

保険会社が破綻した場合

保険の契約者の保護を図るため、生命保険契約者保護機構及び損害保険契約者保護機構があります。

1)生命保険契約者保護機構

救済保険会社が現れた場合
機構が救済保険会社に資金援助し保険契約は救済保険会社が引き受けます。
従って、もし皆さんが保険金を請求する必要があった場合は、救済保険会社から支払われます。
但し、これに伴い皆さんの保険契約の内容が見直される(予定利率の変更、保証額が減額される等)場合もあるようです。

救済保険会社が現れなかった場合
機構自体が保険契約を引き受け、皆さんの保険請求に対して保険金を支払います。
対象は外国に本社のある保険会社を含めて国内にある全ての全ての生命保険会社の生命保険契約が対象になります。
ただ、全額ではなく保証限度は責任準備金の90%まで
となっています。
言い換えると、保険金額の90%ではなく責任準備金の90%までです。責任準備金は各保険契約を確認された方がよいと思います。

2)損害保険契約者保護機構

こちらは損害保険会社全社が加入しています。これは種類によって保証額が変わってきます。

火災保険等の場合は契約者が個人、小規模法人、マンション管理組合の場合は保証対象となり、破綻後3か月なら100%以後は原則80%保証となります。

自動車保険等の場合はいかなる契約者契約者であろうと保証対象となり、破綻後3か月なら100%以後は原則80%保証となります。

自賠責保険・家計地震保険の場合はいかなる契約者契約者であろうと保証対象となり、保証割合は100%となります。

疾病・損害に関する保険の場合はいかなる契約者契約者であろうと保証対象となり、保証割合は90%となります。

こういう時期で、外出せず自宅にいる時間も増えていると思うので、今自分が契約している内容について考えてみるのも良いのではないかと思います。

備えあれば憂いなしですね!

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
明日も皆様にとって良い1日でありますように。

未来志プロデューサー きむきむ
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