2022年7月に神社で見つけた心に響く言葉
皆さん、こんばんは。遂に今年も折り返しになりました。
年始に目標を立てた方も多いと思いますが、進捗はいかがでしょうか?
上手くいっている方もそうでない方も、昨日までは過去となりました。
今日は残りの人生の最初の日、軽やかにご機嫌に生きたいですね。
さて、ほぼ毎月、定期的にご紹介している東京都神社庁に置かれている「神社で見つけた心に残る言葉」シリーズの七月「文月」の生命の言葉をご紹介したいと思います。
なぜ七月を文月と書くのか?
Wikipediaによると以下のように書かれています。
文月は「ふづき」又は「ふみづき」と呼ばれています。
これは7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝したりする風習があるからと言われています。私も父からそのように習いました。
しかしながら、七夕は奈良時代に中国から伝わったもので元々の日本には
無かったものだったようです。
実際には「稲の穂が含む月」(収穫が近づくにつれて稲穂が膨らむ)であることから「穂含月」、「含月」、「穂見月稲穂の膨らみが見られる月」が転じて文月になったという説もあるようです。
2022年7月の言葉は
苦は楽の種 楽は苦の種と知べし
となります。こちらの言葉は東京都神社庁のホームページから確認することができます。東京都内にある1,398の神社を取りまとめている団体です。
となります。訳ですが配布されている短冊には記載が無く、goo辞書 には以下以下の通り説明がされています。
楽は苦を、苦は楽を生むもとになる。
今の苦労は将来の楽につながるから耐え忍ばなければいけないということ。
となるそうです。
現在の風潮は
「ワクワクしたことをやる」
「やりたくはないことは断捨離」
という流れもきているので、苦労して行動するなんて時代遅れと感じる方もいるかもしれません。
例えば
「仕事で徹夜をした」
・・・と言ったら働き方改革だとか、ワークライフバランスが出来ていないと眉をひそめる方もいらっしゃるかもしれません。
では、こんな徹夜はどうでしょう?
久々に学生時代の友達と語明かしたら徹夜になった!
桃太郎電鉄が面白過ぎて徹夜になった!
小説読んでいたら徹夜になった!
オールでカラオケ行っちゃった(つまり徹夜でカラオケですよね)!
こんな徹夜だったら苦にならないかもしれません。
ということで何が言いたいかと言うと、同じ「徹夜」でも心の有り様で「苦」にもなるし「楽」にもなるということですね。
これを書いていたら、ふと私が敬愛するnoterのmasaruさんの昨年の記事を思い出したので共有したいと思います。
こうやって考えてくると、美味しい食べ物も美しい景色や花も沢山の財産もすべて人、つまり社会との関係で本当に素晴らしく感じられたり、無味乾燥になったりするのかもしれません。
誰の言葉?
脱線してしまいましたが、最後にこの言葉の主をご紹介したいと思います
徳川 光圀
です。水戸家二代藩主で徳川家康の孫だそうです。藩士に儒学を奨励していたそうです。
彰考館という建物をつくり、紀伝体(神武天皇から御小松天皇までの皇帝の年代記と個人の伝記とを合わせて記述する形式)によって
「大日本史」
とのちに呼ばれる日本の歴史書を編纂したそうです。
このような重要な文書こそ、小中高校生に分かりやすいように現代訳して歴史の教育に活かされたら良いなと思いました。
そして、一部の方々は水戸光圀は
水戸黄門
でご存知の方も多いかもしれません。
私が小中学校の時はテレビで東野英治郎さんや西村晃さんの『水戸黄門』を見ていたものです。ストーリーは勧善懲悪でお決まりでしたが「おとっつぁ~ん」や「おかっさ~ん」が 攫われたり殺されてしまい、涙したものです。
当時は水戸黄門に限らず、月曜日から日曜日まで毎日、時代劇を見ることができたので「時代劇天国!」でしたが、平成生まれの方は時代劇に触れる機会がほとんどないかもしれませんね。
義理や人情というのも時代劇が放映されなくなり、感覚的に伝わりにくくなったのかもしれないのかなとも感じました。
ということで、本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
いつもありがとうございます!
今日のサムネイルは水戸光圀にちなみAdobeStockで取得した葵の御門の写真です。
それでは、また次回の記事で会いましょう!