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近未来の選挙は?

こんばんは。
今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきましてありがとうございます。東京は日中は澄み渡る青空で気持ちの良い日で非常事態宣言を忘れさせるような日でした。

この非常事態宣言下ですが、東京では明日31日投票即日開票で千代田区の区長選挙が行われます。

たまたま見つけたのですが、区長選挙ではインターネットを利用した公開討論会がおこなわれたそうです。

私は必ず自分の選挙区の投票に行きます。
特定の候補や政党の支持者というわけではないのですが、実は以前、親友に頼まれて自分の区以外の選挙区の選挙活動をほんのちょっとお手伝いをしたことがあります。

選挙は超アナログ!

選挙って超アナログですよね

まず選挙のたびに、公民館、公園、小学校等の施設のちかくに木組みの選挙ポスター掲示板が組み立てられていますね。

選挙活動は国政選挙や地方自治体選挙では2週間、区長、市長選挙等1週間の活動期間だそうですが、その僅かの期間のために木組みの掲示板は作られ、選挙活動が終わったら解体され破棄されます。

東京で言うならば、2019年は統一地方選挙・参議院選挙、2020年は都知事選挙がありました。2021年は衆議院選挙があります。そのため恐らく年に1回は選挙ポスター掲示板が組み立てられ、解体され破棄されるのではないかと思います。

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さらに公示日にはその地区にある何百、何千もある選挙ポスター掲示板に候補者、候補者の支援団体(政党)、候補者の支持者、候補者の依頼した業者が一枚一枚、車、自転車、徒歩等で選挙ポスター貼りにいきます。大変ですよねぇ~。

そして、街宣車で周ったり、駅前・商店街。街宣車の上で演説もします。
でも、コロナの影響でこれから演説を見学するのも三密を避けるために、集まりにくいという風潮になりそうです。

国政選挙だとNHKで政権放送やっていても、仕事や家族対応があって、なかなかその時間に合わせて候補者を見るのもスケジュールの調整が難しいですね。

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私の周辺では最近TV持っていない人が増えているので、そういう方はますます政権放送を見る機会が減りそうです。

そして選挙公報で立候補者の紹介をしますが最近、紙の新聞もとる人が減ってきているので、公報を相当意識しないと入手するのも難しくなっていると思います。

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駅で配布されていてもテレワークしている方や車通勤している方は、公共交通機関を使わないので公報も入手しにくい状況だと思います。

インターネットでの公開討論会!

そんな中ですが、千代田区の区長選挙では商工会議所が候補者を集めて公開討論会を行ったようです。

画期的なことだと思います。
討論内容についてはよく分かりませんが、これからはこのような候補者を集めた公開討論会を行う時代が来るのかなと思いました。

さらに私は行ったことありませんが、東京ガールズコレクション等
(TGC)では、モデルさんがランウェイをしている時に、そのモデルさんが来ている服が買いたくなったら、スマートフォンをかざすと、その場で買えるそうですね。

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選挙でもこの投票者が良いと思ったら、スマートフォンをかざすと気軽に投票できるようにな時代になる日が来そうです。

選挙ポスター掲示板もデジタルサイネージにしたり、候補者のデジタルポスターにスマートフォンをかざすとAR(拡張現実)やVR(バーチャルリアリティー)で候補者の選挙動画が立ち上がるような時代も来るのではないかと思います。

インターネットの選挙利用や討論会への課題

もちろん、課題もありでそうです。私が感じるのは六つほどです。

①司会者が公平な立場の人を選ぶこと
司会者の進行によっては一部の候補者に偏りが出てしまうので、人選が難しそうです。

②インターネット等が不得手な有権者への対応
令和2年4月1日の総務省の0歳~15歳未満の人口が12.0%だそうなので、
私の推定では20歳未満の人口は15~16%程度ではないかと思います。
この20歳未満の有権者を除く85%の中で、65歳以上の人口比率は全人口の中で28.7%(9月30日付総務省発表)なので、有権者の3分の1程度を占めると思われます。

65歳以上の方はインターネットが不得手な方もいますし、スマートフォンを使用していない割合が高いと思うので、そういう有権者への対応も必要不可欠と思われます。特に高齢になると手の指の感触が影響してタッチパネルの操作が難しいみたいですね。
従って、今までの通りのアナログ対応を全てではなくても残す必要もありそうです。

③候補者が大人数の場合の対応
今回の千代田区長選挙は4名だったので1時間半程度で各種候補者が話す時間が十分確保できたかもしれませんが、これが統一地方選挙のように大人数の方が立候補、定員が多人数だと討論会をやることも難しそうですし、やっても時間配分が難しそうです。
人数を分けると誰と討論をするかによって不公平感が出る場合がありそうで難しそうです。

④投票者や候補者のなりすまし対策
スマートフォンやPC等で投票できるようになると、やはり本人の確認が難しそうです。一人で複数人になりすまして投票してしまい、特定の政党や特定の人に纏めて投票してしまうような不正防止策が必要そうです。
あと動画に出てくる候補者が実は替え玉の可能性もありますね。

⑤個人情報対応
デジタル処理をすると、どの投票者がどの政党(候補者)に投票したのかというのが特定されやすくなってしまうと思います。
また投票した人と棄権した人の特定も技術的にできると思います。
この情報の扱いをどう管理するかを考える必要があります。

⑥プラットフォームが外資で良いのか?
今回のアメリカの大統領選挙のように、民間企業の方針によってアカウントが削除されたり、SEO対策で特定の候補者だけ優先的に表示されたり表示されにくくされる可能性もありそうです。
また、ハッキングや改ざん防止、情報漏洩対策も考える必要がありそうです。世界最高水準のセキュリティーであろうアメリカのペンタゴン日本の官公庁のHPやサーバーハッキングされたり改ざんされる世の中です。可能性だけの問題ならセキュリティー側の人がハッキング側になる可能性だってあります。インターネットにつながっているものは全てハッキングや情報漏洩されるものと覚悟して対応する必要がありそうです。
今はYouTube、Microsoft、Twitter、Instagram、TikTok全て外資です。LINEは外資かどうか分かりませんが、元々の創業は外資ですね。
どの程度の公平性と信頼性の高いプラットフォームを構築できるかが課題ですね。

ということで政府への信頼が無いと実現が難しそうな課題ばかりです。

とはいえ、災い転じて福をなすではありませんが、この感染症拡大防止策ということをきっかけに、今の超アナログな選挙からインターネット討論会等やARやVRの活用等ももっと積極的に行っていくのは良いことだと思いました。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
明日も皆様にとって良い1日でありますように。

未来志プロデューサー きむきむ
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